社会貢献(講演・授業研究会講師)
専門が国語科教育ですので、実践現場(幼稚園・小学校・中学校・(高等学校))の先生方との連携は大変重要な仕事であると考えています。理論と実践を統合し、幼児・児童・生徒の側から国語科授業の創造を目指して、現場の先生方と共同で取り組んでいます。
熊本県教育委員会、熊本市教育委員会との連携、熊本県教育センター、熊本市教育センターでの講演を初め、熊本県・市小学校国語教育研究会、熊本県・市中学校国語教育研究会などでの講演や指導は勿論のこと、各学校での以下のような講演・指導・助言にも関わっています。
- ・校内研究(国語科)の進め方
- ・教育研究の進め方
- ・学習者の側からの授業を創造するための教材研究から授業づくりのあり方
- ・授業研究会の進め方
- ・授業研究会に参加しての指導助言
2022年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2022.11.14 神奈川県の大和東小学校での校内研究会に入らせていただきました。4年生の「ごんぎつね」の授業に参与させていただきました。本校には今年から入らせていただきましたが、「三点セット」をもとに、子どもたちが根拠である言葉をもとに理由付けに生活経験を豊かに表現し合っていました。グループでの話し合いの中でも子供たちが「三点セット」をもとに友達の発言に根拠である表現が出されていないと、「どこから?」、理由が不足していると、「どうしてそう思ったの?」などと対話を交わし合いながら、学びを深め合っている様子に、子どもたちは三点セットを自分のものにするのが早いなあと感心させられました。
- 2022.11.9 調布市国語教育研究会が調布市立北の台小学校で行われましました。6年生「きつねの窓」のご実践でした。子供たちが根拠である言葉をもとに理由付けに「例えば〜」と自らの経験を引き出しながら夢中で学び合っている姿がとても印象的でした。やっぱり子どもたちは学び合う、表現し合うことが大好きなのだと実感させられました。
- 2022.10.26 調布市立上ノ原小学校の校内研究会で1年生の「はたらくじどう車」の実践に参与させていただきました。丁寧に子どもたち同士の対話を引き出させるように受け止め受け止められる関係を構築されていました。手立てもとて細やかになされていまして感心しました。
- 2022.9.6 武蔵第三小学校での授業研究でした。4年生の「世界にほこる和紙」の提案授業でした。講演から日程がいくらもなかったのに、早速に三点セットを交流のツールとしてしっかりと導入され、子どもたちが積極的に根拠をもとに主張、理由付けを述べあって対話が実現していました。終わったあとに、担任の先生が、「日頃あんなに発言しないのですが、三点セットを活用することによって、どのように発言すればよいのかがわかったのか、今日はとても積極的に発言ていました。」と言われていたのが印象的でした。
- 2022.8.26 武蔵第三小学校の先生へ向けて「主体的対話的で深い学びの実現」というテーマで主にコンピテンシーベースの学力としての「三点セット」の有効性と「メタ認知」についてお話をせていただきました。先生方の積極的な学びの姿勢はさすがだなあと感心させられました。これまでも研究主任の先生を中心に成果を上げて来られた先生方です。これを契機に先生方のご授業がより子どもの側から変革されていくことを確信しました。
- 2022.7.2 汎用的能力研究会に呼んでいただき、相模女子大学付属小学校の授業研究に参与させていただきました。子どもたちが先生方に主体的に挨拶し、友達と積極的に関わっている姿に先生方の日頃の教育へ向けられる真摯な取り組みに感じ入りました。
授業では、会代表の野中先生の「ろくべえまってろよ」を用いた4年生へ向けての授業と算数が行われました。はじめて三点セット学んだ子どもたちが根拠である言葉をもとに理由を交流し合いながら学びを深めている姿に、これからの社会を生きる未来を担う芽が確かに育っていく期待をもたらせてくれました。 - 2022.6.29 熊本県大津市大津北小学校では、地域の研究代表校として秋に研究発表を行われます。
2020年度にもリモートでお話をさせていただきました。今回も研究主任の先生のご授業をもとに、三点セットを用いた子どもの側からの授業づくりについて、具体的にお話をさせていただきました。
秋の研究発表会へ向けて、先生方の学びを深めることができたなら幸いです。 - 2022.6.27 5月に講演させていただきました啓明学園小学部で研究主任の結城先生が、5年「見立てる」「言葉の意味がわかること」の説明的文章の授業を公開されました。結城先生ははじめて三点セットを取り入れて授業づくりに挑戦されました。既有学習、既有の生活経験を単元の第一次でしっかりと引き出すことによって、理由付けの中に子どもたちの側からの子どもたちらしい言葉が引き出され、優劣を超え対話が教室に引き出された学びが実現しました。三点セットの理由付けはやはり子どもの側からの学びづくりを実現することを強く実感しました。
- 2022.6.22 武蔵野第三小学校の二回目授業研究会でした。「たんぽぽのちえ」で四つちえがありますがなんだと思いますか?という問いに「いや、4つ以外もある」と発言した子どもがいました。すばらしいなあと感心しました。こうした子どものつぶやきに出会い、授業を展開ていくことこそが「深い対話」を実現することになるなあということを、子どもの発言から学ばされました。先生方ががんばっていらっしゃることが子どもの姿に表れていることが伺われました。
- 2022.5.26 東京学芸大学付属小金井小学校では、「こえる学びの拡張ー協働的な学びを通してー」をテーマにこれからの学びづくりに取り組まれていらっしゃいます。その中、国語科は、「ことばで豊かに学ぶ子の育成ー批判的思考を働かせて説明的文章を読む姿に注目してー」ということで取り組んでいらっしゃいます。大村先生が2年生の児童の言葉を丁寧に聞き取りながら、学びづくりをされていらっしゃる姿がとても心に残りました。
一言で批判的読みと言っても様々な立場があります。私が目指したい批判的学び、筆者の見方・考え方が現れている筆者の文章に出会い、そこから、子どもたちが既有にもっている知識・技能・見方・考え方を揺さぶる批評読みを通して、新たな見方・考え方・知識・技能を再構成する学びを交流を通して実現する学びです。この方向性から今後の小金井小学校の実践の展開を期待してお話をさせていただきました。 - 2022.5.25 武蔵野市の武蔵野第三小学校は地域の研究拠点校としてがんばっていらっしゃる学校です。「自分の思いや考えをもち、深める児童の育成」をテーマに先生方もそして子どもたちも主体的に学び取ろうとされていらっしゃる姿がとても印象的でした。
五年生の「言葉の意味がわかること」の説明的文章の授業づくりに三点セットを用いて子どもたちが主体的にかかわっていました。これからの授業研究会が楽しみです。 - 2022.5.23 神奈川県の大和東小学校において、「主体的で対話的な学びを通して、考えを深められる子どもの育成ーICT機器を活用した授業改善ー」というテーマで授業参観の後お話をさせていただきました。本校は大和市教育研究会で研究公開発表をされる際に2年間入らせていただきました大和小学校で共に三点セットについて学んでくださっておりました先生方がいらっしゃいまして、「三点セット」での対話を核にした交流のある授業づくりについて引き続き研究をしたいということで呼んでいただきました。先生方のとても熱心に授業改革を子どもの側から実現したいという思いが伝わってきました。継続してかかわらせていただきます。
- 2022.5.11 啓明学園小学部において、「教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの学力を育てるためにー子どもの力をどう見取り、どう伸ばしていくかー」というテーマで、これからの子どもたちが社会を生きていく力を育成するためにコンピテンシーの学力を育てることが重要であることを講演をさせていただきました。このコンピテンシーベースの学力の一つとして私たちが提案させていただいております三点セットについて中心にお話をしました。先生方が熱心に聞いてくださいました。次回は、7月に研究主任の結城先生のご授業があります。楽しみです。
2021年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2022.2.28 熊本市立健軍東小学校の校内研究会で講話を行いました。本校は新学習指導要領が目指している「対話」のある授業づくりに着手されていらっしゃいます。リモートで「主体的・対話的で深い学びをどう創るか」お話をしました。リモートでしたが、できるだけ体験型で考え合うことができるように授業ビデオも活用しながら行いました。途中リモートの調子が悪くなることがありましたが、先生方もとても一生懸命に取り組んでくださっている様子がリモート越しにも伝わってきました。
- 2022.2.26 汎用的学力研究会主催の研究会で「主体的・対話的で深い学びを実現する『根拠−理由付け―主張』の3点セットとメタ認知」というテーマでリモートによる体験型講演をさせていただきました。説明的文章の学びで私が提案しております「批評読みとその交流」はメタ認知的知識を再構成するために最適な方法であることをお話をしました。メタ認知的知識の再構成には子どもたちの生活の文脈を引き出し、真正の学びを創っていくことが必要です。しかし、真正なる学びは創造することは難しいことです。このとき、「三点セット」は、理由付けで生活経験を引き出すことによって、子どもたちの中に生きる力を育成する重要なツールとなることをお話しました。
- 2022.1.26 調布市立緑が丘小学校本年度最後の研究会でしたが、コロナ感染症の影響でリモート研究会となりました。一年生の書くことの学びのまとめとなる授業として「学校での一番の思い出をおうちの方に伝えよう!」という単元を構想されました。一年生の子どもたちは「一次的ことば」(身近な人との対話)から「二次的ことば」(みんなへ向けてわかる対話)への移行という難しい時を生きているので、足場づくりとして先生の子どもたちへの対話力が欠かせないことをお話しさせていただきました。これには授業者の先生もとても納得してくださり、学校での一番の思い出といってもきちんとその出来事に向き合ってはいない子どもたちに、どうしてそう思ったの?「そのとき誰かが何か言った?」「何が聞こえた?」「何が見えた?」と直面した事実を掘り起こしたり、子どもたちのまだ言葉にならない思いを理由で引き出すという先生の対話が子供同士の対話になっていくような試みの重要さについて共有させていただきましえた。
- 2022.1.10 調布市国語教育研究会の3回目の授業研究会が上の原小学校で行われました。6年生のディベートに挑戦されました。子供たちが「根拠−理由付け―主張」を自分のものにして特に理由付けに生活経験も引き出していることに感心しました。共有の仕方として、同じ「根拠」だけれども「理由」が違う、どちらが納得いくかというように、根拠や理由に立ち止ませることの大切さをお話しさせていただきました。
- 2021.12.1 調布市国語教育研究会の連続4回の研究会最後の研究会でした。一年生担任の先生が是非とも「スイミー」の授業をしたいということで意欲的な授業を展開されました。「スイミー」の授業では、仲間を失ったスイミーが海の底の生き物たちの様子を見て、元気をもらっていくスイミーの視点から描かれている描写を根拠に読み取ることが大切です。この場面に注目され、子どもたちは描写をもとに読みを広げ、深めていました。ここに理由付けのときに「ゼリーのような」のような言葉から「きれいなゼリーを見るだけでもとっても嬉しくて楽しくなるよね」というような子どもたちの生活経験を引き出すことがわがこととして読むうえで重要であることをお話ししました。
- 2021.10.27 調布市立上之原小学校の授業研究会で授業助言を行いました。上之原小学校では、「すすんで考えを表現し、共に学び合う児童の育成−対話的な活動を通してー」というテーマで授業研究を推進されていらっしゃいます。今回は一年生の「話すこと・聞くこと」の学びでした。写真をもとに子どもたちが感じたこと・気づいたことを話していました。ペア対談も入っていましたが、子どもたちが話したいことを率直に話せるように、対話の基盤である質問をもっと入れていくとよいのではないかと思いました。「この写真のどこからそう思ったの?」「どうしてそう思ったの?」と三点セットが子供たちの率直な問いとして出されていくために「なぜなぜマン」になって対話していく方法などをお話ししました。
- 2021.10.13 調布市立緑が丘小学校校内研究会で6年生の随想の書くことの学びについて先生方と学び合いました。コロナの中いろいろな行事も中止になる中、子どもたちの活動を通して、起こった事実をもとに理由を考え合い、そこから自分の主張である考えを深め合っている姿がとても印象的でした。事実である根拠をしっかりと先生と子どもたちがとらえ直し、同じ事実であってもとらえ方がことなることを理由付けの多様さから学び合っているところが素晴らしいと思いました。先生と子どもたちとの対話を経て、三点セットの活用が子供のものになっているので、子どもたち同士の対話も三点セットをもとに活発に行われていました。
- 2021.10.6 調布市国語教育研究会の2回目の授業研究会が緑が丘小学校で行われました。今回は先生の「写真や図を活用し、びっくりニュースを届けよう!」の書くことの実践について学び合いました。話し合いの観点を示すために写真(事実)の根拠をもとに考えたことを理由付けし合う話し合いビデオの導入での活用や、先生が書かれた新聞記事の事例などとても丁寧に準備なされていてとても感心させられました。根拠である事実の写真でも見方によっていろいろな見方や考え方ができるので、その事実からどのように考えたのか理由をしっかりと語り合い、書くことへ誘っていくことの大切さが新たな見方考え方を子どもたちの中に育てることをお話しさせていただきました。
- 2021.08.19 山口県小学校教育研究会国語部会のリモート研究会で講演をさせていただきました。この会は、昨年からご依頼をいただいておりましたが、コロナウイルス感染のために昨年は実施されませんでした。今年も感染状況が厳しい中で、リモートでの開催となりました。私のほうからは、ご依頼で、「主体的対話的で深い学びを実現する説明的文章の授業」というテーマでお話をさせていただきました。これからの考える説明的文章の授業の可能性として「批評読みとその交流」の考え方と授業のつくり方、授業の実際の授業ビデオをお見せしました。
- 2021.07.30 熊本市立桜木小学校でのリモート研究会で講演をさせていただきました。本校は「学び合いの中で、自らを更新し続ける子どもの育成−情報活用能力を基盤とした令和の対話的な学びの充実をめざしてー」というテーマのもと、ICTを用いて対話のある考える授業づくりに取り組んでいらっしゃいます。私のほうからは、「対話の働き」「対話の授業づくりとは」「主体的対話的で深い学びを実現する『根拠―理由づけー主張』の三点セットの活用、振り返り(メタ認知)の改革・批評読みとその交流の有効性」についてお話をさせていただきました。リモートでも体験型で講話をさせていただき、先生方も熱心に取り組んでくださいました。
- 2021.07.07 今年も調布市国語研究会の専任講師として年間4回にわたり先生方と共に学ばせていただきます。昨年はコロナウイルス感染のために活動が中止となりました。本年度第一回目の研究会で講演をさせていただきました。「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか」というテーマのもと、まず、対話を実現する「根拠―理由付け―主張」の三点セットの有効性、特に、理由づけに生活体験を引き入れていくことが学習指導要領が求める三つの資質能力の三つ目の力を実現することをお話をさせていただきました。次に、深い学びを実現するための単元の第一次・一時間授業の導入にこそ「振り返り(メタ認知)」を導入することの必要性をお話させていただきました。最後に、主体的・対話的で深い学びにおいて深い学びを実現する「自己内対話」の促進のために「批評読みとその交流」の方法の有効性について授業ビデオをもとにお話をさせていただきました。久しぶりの学びの場で先生方がとても熱心に取り組んでいらっしゃいました。
- 2021.06.16 調布市立緑ヶ丘小学校の授業研究会への参与も三年目を迎えました。緑ヶ丘小学校では、「自分の思いや考えをすすんで表現する児童の育成ー書くことの学習を通してー」というテーマのもとに対話を核にした授業づくりに、「根拠―理由付け―主張」の三点セットを導入し、考える授業づくりへ先生方が熱心に取り組まれています。今回は低学年部会から「本でしらべて しょうかいしよう「生きもの」クイズをつくろう」の授業提案が行われました。クイズをつくるために子供たちは情報を切り取り、選び、考えていました。
2020年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2021.02.17 熊本県大津町立大津北小学校で講話をさせていただきました。大津北小学校は国語の研究推進校です。研究主任の先生が2月というこの時期にわざわざご授業され、その授業ビデオを送ってくださいました。そのやる気にお応えすべく、大津北小学校の研究主題「誰もが『わかる』『できる』国語科の授業づくりー主体的・対話的で深い学びに結びつく手だて」に向けてお話しをさせていただきました。
まず、「対話」とは何かを対話ゲームをもとに実感していただきました。次に、国語科の「生きて働く知識・技能」をどう捉えたらよいかを鶴田清司氏の理論である「教材内容」「教科内容」「教育内容」の三点からお話しをさせていただきました。そして、子どもたち相互の対話的交流を可能にするコンピテンシーベースの学力である「根拠―理由付けー主張」の三点セットを具体的にどのように活用すればよいのかということを具体的にお話ししました。とても先生方が一生懸命に取り組んでくださり、学校全体のやる気が伝わってきました。共に学ばせていただきました。 - 2021.01.24 緑ヶ丘小学校の本年度最後の授業研究会にリモート参加し、助言をさせていただきました。一年生の授業で写真をもとに想像力を広げ物語を書くという活動です。先生が子どもたちに寄り添い対話をたくさん教室の中に取り入れていらっしゃる姿が印象的でした。私のほうから以下の点についてお話をさせていただきました。
@授業導入でこれまで取り組んでこられた写真を見たときの気づきを子どもの言葉で発言する場の重要性。学びは子どもたちの既有知識や経験から立ち上げていくことが主体的対話的な学びを実現するうえで重要である。
A展開での立ち止まりの学習のあり方。導入で先生が子どもたちに示したア言ったことから書く。イしたことから書く。という観点にしっかりと戻らせて、そこから子どもたちから対話を引き出す工夫があると子どもたちの対話は何に向けて行えばよいかが明快なので活性化していく。子どもの書いた一行を共有させながら、写真に戻り、どうして〜君は「〜」書いたのだろうということをみんなで考え合う場の必要性。
B授業の終末部での本時の授業で子どもたちに学ばせたかった「したこと」「言ったこと」を書く活動がどう実現できたかどうかを子どもたち自ら発言し合う場の充実。こうした育てたい教科内容を育成するために、導入・展開・終末と連関した授業づくりの重要性について先生方と共に学ばせていただきました。 - 2021.01.17 神奈川県中井町立中村小学校校内研究会にリモート参加し、講演させていただきました。特別支援学級の子どもたちと先生が日常的に信頼関係を気付きながらコミュニケーション能力を育てようと工夫いっぱいにご授業にたくさんのことを学ばせていただきました。子どもから発せられた言葉の中に子どもの生活文脈を感じ取ることがたくさんありました。「根拠ー理由付けー主張」の三点セットを活用され、子ども同士の対話を実現されてきた、これまで関わらせていただいた特別支援学級の事例をあげながら、特別支援学級での考える対話のある授業の実現の可能性についてお話をさせていただきましたと共に振り返りのあり方について具体的な例をあげながらお話をさせていただきました。
- 2020.12.26 日本国語教育学会熊本支部大会が開催され、私は中学校分科会の助言をさせていただきました。今回は講演に鶴田清司氏の「『主体的・対話的で深い学び』を目指す国語科授業づくりー自分の既有知識・生活経験から類推するアクティヴな学び」が行われました。第一分科会、第三分科会には熊本大学時代の私のゼミ生が発表を行いました。北は北海道から南は沖縄まで全国の先生方がご参加され大変有意義な時間を過ごすことができました。参加者のみなさんから「鶴田先生のご授業からはたくさんのことを学ばせていただきました。子どもたちの生活体験や既有知識を用いた類推する力はこれからを生きる力としてとても重要だと思いました。」「鶴田先生のお話は何度聞いても発見があります。未来を生きる学びについて改めて深く考えさせられました。」「鶴田先生の講話が理論で部分か会のご発表が実践として体験をどう引き出していくのかなど実践の具体を示してくださり、理論と実践の両面から学びを深めることができました。」などのお言葉をいただきました。東京からもたくさんの先生方がご参加くださいました。
- 2020.11.25 調布市立緑ヶ丘小学校の校内研究会が東京都の教師道場の授業研究会と併せて開催され、講師を務めさせていただきました。6年生の東郷先生の意見文のご授業では、子どもの側からの学びづくりのために既有学習で学んで知識・技能や生活体験をしっかりと引き出しながら意見文という難しい学びづくりにチャレンジされていらっしゃいました。東郷先生のご授業では、「根拠―理由づけー主張」の三点セットを振り返りの視点にもしっかりと入れられながら、コンテンツベースとコンピテンシーベースの学びを実現されようした今日的取り組みが注目されるべき点でした。
- 2020.11.18 神奈川県中井町立井ノ口小学校校内授業研究会の最後でした。リモートで参加させていただきました。4年生の「ごんぎつね」の授業では先生と子どもたちの間で対話のある学びづくりが実現していました。6年生の研究主任の瀬戸先生のご授業の今日までの取り組みにいかに三点セットを通して、また、子どもの側からの学びを実現するための日常の学びの積み重ねのすばらしさに子どもの側からの学びづくりを実現するための教師の手立てのすばらしさを改めて考えさせられました。それぞれの教室で行われている日々の継続に大きな拍手を送りたいと思いました。
- 2020.11.12 文京区教育委員会主催の中堅教諭等資質向上研修の講師を務めさせていただきました。文京区明化小学校の宮間先生の子どもたちの実態を大切にしながら対話のあるご授業づくりが展開されました。宮間先生と子どもたちの対話にたくさんの元気をいただきました。コロナ禍の中でも実際の子どもたちの学びを目の前にしながら現場での授業研究会の重要性を改めて考えさせられました。書くという活動の中で、「根拠」と自分の考え(「主張」)を結ぶ理由付けの関連づけの大切さについてお話をさせていただきました。
- 2020.10.14 神奈川県中井町立井ノ口小学校の今年二回目の校内研究会にリモートで参加させていただきました。今回は1年と6年の授業研究が行われました。6年生の授業では、伝記の授業がおこなわれました。「根拠―理由づけー主張」の三点セットを子ども相互に使いこなすために、先生は、児童が前に出てきて根拠が書かれてある模造紙の資料を指しながら、友達に語りかけるという場の環境のデザインを工夫されていらっしゃいました。子どもたちの発言を聞きながら、根拠である言葉を押さえているところがすばらしかったし、理由付けが発言が進めば進むほど豊かになっているのを目の当たりにして私自身もたくさんの学びが起こりました。子どもたち相互の関係性を構築しながら行われた授業では、子どもたちは友達にわかってもらおうという意識が強く働き、その結果、理由付けが自ずと詳しくなっていくのです。子どもたちが「根拠―理由づけー主張」の三点セットのコンピテンシーベースの学力を自分で使えることがこのように深い学びを引き起こすものかと感動しました。
- 2020.10.7 本日も調布市立緑ヶ丘小学校の授業研究会にリモートで参加させていただきました。3年生の「手紙を書いてつたえよう」の実践が行われました。コロナ禍で学校生活を保護者の方が見ることができないので、学校の様子の中でもとっておきの伝えたいことを見つけ出して、そこに理由づけをして伝えようという「根拠―理由づけー主張」の三点セットをフル活用したご実践でした。先生の願いがたくさんこもった授業の工夫がいたるところに見られました。
- 2020.9.9 五年間入らせていただいている神奈川県中井町立井ノ口小学校校内授業が行われ、講話を担当させていただきました。井ノ内小学校では、「根拠―理由づけー主張」の三点セットを井ノ口三点セットとして活用されていらっしゃいます。3年生と6年生の授業が公開されました。私はリモートで参加させていただきました。この日は新採の先生もご授業をされましたが、三点セットを用いて「根拠」である言葉をもとに生活体験を理由付けで引き出され、三年生たちが豊かな学びを展開されていらっしゃいました。先生方の熱心な取り組みに頭が下がりました。
- 2020.7.29 調布市立緑ヶ丘小学校校内研究会 緑ヶ丘小学校では、「自分の思いや考えをすすんで表現する児童の育成―書くことの学習を通してー」という課題で学習指導要領の方向性で書くことの授業開発を進めていらっしゃいます。今年のコロナ禍であっても先生方の学びは続いています。7月15日に構内で授業研究を行われ、私のほうは29日でリモートで参加させていただくという様式で研究会が行われました。5年生の「ポスターを作ろう」の意欲的な授業づくりが行われました。推敲部分で対話のある授業づくりが、「根拠―理由づけー主張」の三点セットで実現されていました。私のほうからはどのような観点から推敲を行うのかメタ認知の視点からもお話をさせていただきました。
- 2020.6.24 神奈川県中井町立中村小学校での「三点セットの活用と評価」というテーマで校内研究会で講演をさせていただきました。
コロナウイルス禍の中、オンラインでの講演をさせていただきました。これからはオンラインも活用しながら実践現場のお役に立てるような工夫も必要だと痛感しています。
2019年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2020.3.15 「ごんぎつねシンポジウム」(東京大学弥生会館)は新型コロナウイルスの影響で来年度に延期することとなりました。申し込みいただきました多くの先生方、関係者の皆様、来年度是非お会いしましょう。
詳しくはここをクイック - 2020.2.6 日本国語教育学会授業力セミナー(東京学芸大学附属竹早小学校)で「主体的・対話的で深い学びをこう創ります!」ということでどのように対話型授業が可能となるかについて演習形式で行いました。
- 2020.1.29 調布市立緑ヶ丘小学校校内研究会の最後でした。緑ヶ丘小学校では、本年度一年国語科の「書くこと」領域から、研究主題「自分の思いや考えをすすんで表す児童の育成」と設定され、それに迫るために、「主体的で対話的な深い学び」へ向けての授業づくりに挑戦されてこられました。
一年「見つけたことをしらせよう」という単元のもと下村先生と一年生の子どもたちがいろいろな観点(根拠)から新一年生へ伝えたい、伝えようとしていました。 - 2019.12.21 日本国語教育学会熊本支部大会で「主体的・対話的で深い学びをどう創造するかー自分なりの見方・考え方を形成する『批評読みとその交流』の授業づくりー」の講演をさせていただきました。
- 2019.12.7 日本国語教育学会沖縄支部が立ち上がりました。そこでの最初の会で、「言葉の力としての見方・考え方を育てる説明的文章の学び」のシンポジストとして登壇させていただきました。幼小中の発達を通して見方・考え方をどう育てていくのか説明的文章の学びを通してお話しをさせていただきました。
- 2019.12.4 調布市国語教育研究会での授業研究会の三回目でした。調布市国語教育研究会では専任講師として関わらせていただいております。緑ヶ丘小学校の吉田先生が主体的・対話的で深い学びに交流を盛んに用いて取り組んでいらっしゃいました。吉田先生は今年から調布市へ来られました。子どもたちの内なる活動としての三点セットの活用を続けていってくださることと思います。
- 2019.11.27 川村小学校での「主体的・対話的で深い学びをどう創造するかー批評読みとその交流の授業―」の二回目の授業研究でした。4年生の「アップとルーズ」の授業でチャレンジされました。先生がチャレンジされると子どもたちに学びが広がり、深まるなあということを改めて考えさせらました。
- 2019.11.20 神奈川県中井町立中村小学校校内研究会の第二回目に参加させていただきました。「ごんぎつね」の教材をもとに先生が優しく子どもたちに語りかけている姿が素敵だなあと思いました。声を届けあうところからコミュニケーション能力は育っていくのだということも合わせてお話しをさせていただきました。
- 2019.11.18 神奈川県中井町立井ノ口小学校校内授業研究会に参与させていただきました。研究主任の山内先生と子どもたちが真剣に受け止め、受け止められる関係性の中で、三点セットを活用しながら読みを深めていらっしゃる姿にとても感動しました。四年間、この三点セットを活用し続けてくださった成果がこのように深い学びを形成するのかと感動しきりでした。
- 2019.11.13 川村小学校では、「主体的・対話的で深い学びをどう創造するかー批評読みとその交流の授業―」ということでこれからの学びである「批評読みとその交流」に果敢に挑戦されています。一年生の子どもたちが如何に書かれてあるのか、根拠である言葉をもとに、理由付けに体験も引き出しながら、考える授業づくりにチャレンジされていました。子どもたちの主体的で対話的な学びがとても魅力的でした。
- 2019.11.6 調布市国語教育研究会の三回目です。調和小学校 池田先生の「ごんぎつね」の授業づくりでした。子どもの側から課題を引き出すために先生が子どもたち一人一人に精一杯関われていることがよく伝わってくるご授業でした。子どもたちから「おお!」と感心させられる根拠である言葉を他の場面と繋いだ読みなどが生まれていました。子どもたちも先生も本当によく頑張られていらっしゃいました。
- 2019.11.1 大和市立草柳小学校の本年度大和市教育委員会指定教育課題研究発表会の指定研究校としての発表会で講演をさせていただきました。一年半ほど関わらせていただき、先生方の中に対話を促す「根拠-理由付け-主張」の三点セットの活用が息づきはじめ、子どもたちが理由付けに自らの体験を踏まえて、子どもの声が交流し合う学びの空間が実現していましたことに感動しました。「主体的・対話的で深い学びをどう創造するかー「根拠‐理由付け‐主張」の三点セットの活用を通してー」という題目で講演をさせていただきました。
- 2019.10.23 調布市立上ノ原小学校校内研究会にはじめて参加させていただきました。根拠をもとに理由付けしながら物語を読み取る学習を授業提案をされた先生は勿論のこと、学年団一丸となり先生方が真摯に授業づくりに取り組まれていらっしゃる姿が印象的でした。
- 2019.10.16 静岡県国語教育研究会に参加させていただき、「主体的・対話的で深い学びを実現する『批評読みとその交流』」というテーマでこれからの説明的文章の学びについて講演させていただきました。
- 2019.10.9 調布市国語教育研究会の二回目です。今回から授業研究が始まります。調布市立上ノ原小学校で「わにのおじいさん」の授業研究会が行われました。特活でがんばってこられた先生が元気いっぱいに子どもたちに働きかけていらっしゃる姿が印象的でした。低学年であっても根拠である「言葉」に注目し、子どもたちの経験と重ねながら実感としての読みを形成することが必要であることを先生方が熱心に議論されました。積極的な先生方の話し合いが魅力的でした。
- 2019.10.2 調布市立緑ヶ丘小学校での本年度三回目の授業研究会でした。新採の先生が取り組まれた詩の授業でした。見た事・聞いたこと・嗅覚などを用いて自分の体験を根拠にしながら、どうしてそのように捉えたのか自分なりの見方を理由づけしながら、子どもたちが大変主体的に学びを展開していていました。
- 2019.9.25 調布市立緑ヶ丘小学校での本年度二回目の授業研究会でした。吉田先生の五年生「世界遺産 白神山地からの提言」のご授業でした。子どもたちからの学びを大切にされる吉田先生は子どもたちの宿泊訓練での子どもたちの経験を大切にされ取り組まれているところがさすがだなあと思いました。「根拠-理由付け-主張」の三点セットを子どもたちが活用し始めて、対話が生み出されていました。
- 2019.9.14 静岡県富士見の国語教育研究会に参加させていただき、「主体的・対話的で深い学びをどう創るか」というテーマのもと、コンピテンシーベースの学力としての「根拠-理由付け-主張」の三点セットの活用の有用性について体験型で講演させていただきました。
- 2019.8.29 神奈川県中井町立井ノ口小学校校内研究会において、「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか-『根拠ー理由付けー主張』の三点セットの活用の重要性」というテーマで講演をさせていただきました。本校には東京に参りましてから毎年授業研究会に関わらせていただいております。皆さん大変熱心にお話しを聞いてくださっていました。
- 2019.8.18 日本国語教育学会全国大会(於:筑波大学附属小学校)において、「主体的・対話的で深い学びを導く説明的文章の『批評読みとその交流』」のワークショップを担当させていただきました。
- 2019.7.13 埼玉県国語教育研究会に参加させていただきました。小学校、中学校の先生方が共に国語の学びづくりでつながり、研究し合っていらっしゃる姿をとても力強く思いました。「主体的・対話的で深い学びをどう創るか」というテーマのもと、コンピテンシーベースの学力としての「根拠-理由付け-主張」の三点セットの活用の有用性と説明的文章の「批評読みとその交流」の可能性について体験型の講演をさせていただきました。
- 2019.7.10 神奈川県中井町立中村小学校校内研究会に参加させていただきました。研究主任の安藤先生が主体的・対話的で深い学びを実現するために、説明的文章の「批評読み」にチャレンジされました。子どもの側から「この事例必要じゃないんじゃない。」という如何に書かれてあるかを意識した発言が自然に生みだれているところがとても素敵だなあと思いました。
- 2019.7.5 調布市立緑ヶ丘小学校校内研究会 緑ヶ丘小学校では、本年度一年国語科の「書くこと」領域から、研究主題「自分の思いや考えをすすんで表す児童の育成」と設定され、それに迫るために、「主体的で対話的な深い学び」へ向けての授業づくりに挑戦されていかれます。一年間、共に学ばせていただきたいと思います。本日は吉原先生が2年生単元「とっておきの一瞬を説明しよう。うごいたところを実況中継! かんさつ名人になろう」で一人一人に対話が起こる授業を展開されました。私の方からは、主体的・対話的な学びを起こすために必要なコンピテンシーベースの学力である「根拠-理由付け-主張」の三点セットの活用の有効性についてお話しをさせていただきました。
- 2019.7.3 調布市国語教育研究会の年間講師を今年もお引き受けさせていただきました。研究主題「自分の考えをもち,主体的に表現しようとする児童の育成」とされ、今年から物語文の指導を開始されました。主体的・対話的で深い学びを実現するために現在はコンピテンシーベースの学力が重視されています。コンピテンシーベースの学力である「根拠-理由付け-主張」の三点セットがいかに子どもの側からの対話を引き起こすかをお話しさせていただきました。
- 2019.7.1 大和市立草柳小学校の今年四回目の授業研究会でした。特別支援学級の三クラスのご授業と一年の「大きなかぶ」の授業でした。特別支援学級は三点セットを発達に観点からしっかりと段階的に捉えられています。三点セットをもとに子どもたちがまさに対話を広げるとてもいい授業でした。理由付けに経験が述べられていくことによって、いろんな学年の子どもたちの発言が豊かな対話を形成していました。一年の子どもたちの学びも根拠である言葉をもとに子どもたちの生活が滲み出る理由が出されていました。子どもたちの可能性をたくさん感じ取らせていただきました。
- 2019.6.29 日本国語教育学会福岡大会が福岡教育大学で開催されました。「主体的・対話的で深い学びを導く説明的文章の『批評読みとその交流』」のワークショップを担当させていただきました。
- 2019.6.17 大和市立草柳小学校の今年三回目の授業研究会でした。3年「もうすぐ雨に」、6年「カレーライス」の授業でした。子どもたちが「理由」を深めるために課題づくりなど工夫されていました。理由付けに子どもたちらしい経験が引き出されていました。その子どもらしい子どもの側からの言葉を先生がしっかりと認めてあげることによって、子どもたちの対話は一気に広がり、深まっていきます。
- 2019.6.10 大和市立草柳小学校の今年第二回目の授業研究会、4年「一つの花」の授業研究でした。先生が子どもたちの発言をよく聞かれて、「どこから?」(根拠)、「どうして?」(理由)を聞かれ、子どもたちが一生懸命に考える授業になっていました。
- 2019.6.7 東京都私立学校研究会の発表会が全教科にわたって、九段にあります白百合小学校で行われました。私は国語分会の講演を担当させていただきました。「主体的・対話的で深い学びをどう創るか」というテーマのもと、コンピテンシーベースの学力としての「根拠-理由付け-主張」の三点セットの活用の有用性と説明的文章の「批評読みとその交流」の可能性について体験型の講演をさせていただきました。先生方がとても熱心に話を聞いてくださいました。
- 2019.5.27〜28 大分県教育センター中堅教師研究会講師として一日目小学校・中学校の先生方へ、二日目高等学校の先生へ「論理的思考力・表現力育成」について「根拠-理由付け-主張」の三点セットを基盤しながら、これからの説明的文章の授業改革についてもお話しをさせていただきました。
- 2019.5.22 大和市立草柳小学校の授業研究会 草柳小学校は本年度大和市教育委員会指定教育課題研究発表会の指定研究校として発表会を行われます。その今年最初の授業研究会でした。「5年 なまえをつけてよ」の授業研究でした。子どもたちが根拠である「ことば」に注目して対話が形成され始めていました。
2018年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2019.4.2 神奈川県足柄上郡山北町立川村小学校の校内研究会で「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか」ということで根拠ー理由付けー主体的の三点を用いてどのように対話のある学び作りをすればよいかをお話しさせていただきました。
新学期始まってすぐのこの時期にお話しをさせていただくのははじめてでしたが、校長先生の熱意に押され出かけさせていただきましたところ、先生方の熱意ある姿にとても心打たれました。近隣の学校からも来ていただいき、改めて足柄地区の先生方の意識の高さ、意欲に感銘を受けました。こうした先生方のために共に学ばせていただくことの喜びを感じました。 - 2019.3.2 新学習指導要領シンポジウム2を盛会裏に終えることができました。200名の定員のところ250名を超える先生方にお申し込みをいただきました。教室に入れるところまで受け入れさせていただきましたが、最後はお断りしなければならなくなりました。お断りさせていただきました先生方には大変申し訳ありませんでした。
今年の国語分科会では、主体的・対話的で深い学びをどう創造するかというテーマのもと、三点セットによる対話による授業づくりとメタ認知による振り返り活動の在り方をワークショップ形式で行いました。
今年はアンケートを書いていただく時間がとれませんでしたが、それぞれに学び取っていただけることがたくさんあったようで、メールやお手紙などをいただきました。そのいくつかを載せさせていただきます。共々に立場を超え、校種を超え、地域を結んで、子供たちに生きる力を育てる授業づくりに邁進していきたいと思います。お声を届けてください。 - 2019.1.3 大和市立教育委員会教育課題研究推進校として取り組んでこられた草柳小学校の中間発表会で「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか」というお話をさせていただきました。特にコンピテンシーベースの学力として論理的コミュニケーション能力としての「根拠・理由付け・主張」の三点セットがテキストとの対話、他者との対話を通して自己内対話を引き出す有効なツールであることをお話をさせていただきました。中学年に携わっていらっしゃった先生から、「日頃発言することが難しい子どもから生活体験が引き出されました。理由付けの生活体験は本当に大切ですね。」ということをお聞きしました。三点セットが子どもたちの生きる伝え合う力として活用できるよう、これから本発表へ向けて草柳小学校の先生方の取り組みに共に学ばせていただこうと思います。
- 2019.1.19 国立教育政策研究所の研究校として二年間共に「根拠・理由付け・主張」の三点セットを中核に授業改革を進めきました国領小学校の発表会でした。
- 2019.1.16 神奈川県大和市国語教育研究会で「主体的・対話的で深い学びの創造」ということで、コンピテンシーベースの学力の大切さを中心に、特に三点セットを活用した授業づくりについてお話をさせていただきました。
とても熱心に取り組んでくださる先生方が印象的でした。 - 2018.11.28 国領小学校の今年最後の研究授業でした。二年生の説明的文章「さけが大きくなるまで」の授業でした。国領小学校では三点セットの活用が先生方にも子どもたちにも根付き、授業研究会も三点セットによって子どもたちの読みがどう深まっていたのか、生活体験を引き出すためにどのような工夫が必要だったかなど主体的で対話的な学びが先生方の中にも子どもたちの中にも育っていることが印象的でした。
- 2018.11.7 調布市国語教育研究会の今年二回目の授業に参与させていただきました。5年「まんがの方法」を読んだ後に、自分たちで「まんがの方法」を見つけようという授業でした。三点セットを取り入れながら考える授業づくりをなんとかして自分のものにしたいという先生の思いが伝わってきました。今回は、振り返りも重視されていらっしゃいましたので、メタ認知理論からいつ、どのように振り返ればよいのかについても少しお話をさせていただきました。3月2日の新学習指導要領シンポジウムでは、このメタ認知による「振り返り」を中心にワークショップを行います。
- 2018.10.31 調布市立富士見台小学校の最後の授業研究会で、特別支援学級で「もちもちの木」の授業が行われました。三年生以上の子どもたちが学びの場に参与していました。このとき、三年生の子供が三の場面の豆太の臆病さを根拠である「こわくてびっくらして」「寒くて、こわかったからなあ。」「でも、大すきなじさまの死んじまうほうが、もっとこわかったから」という言葉を捉えて、「ここに書いてあるから、」「ここに」と根拠をもとに一生懸命に「じさまのためにこわさと戦っている豆太の気持ち」を上級生に伝えようとしている姿がありました。この子供の姿から、根拠を捉えているということがこんなにも子供に確かに捉えたという自信をもたらすのだということを学ばされました。
- 2018.10.29 大和市立草柳小学校での本年度最後の授業でした。この日は、三年目の先生の「大造じいさんとガン」の学びで、子どもたちが三点セットを自分の思考ツールとして使いこなし、とくに、理由付けに「自分だったら」「もし私だったら」と類推の力を働かせて深い交流が行われ、子どもたちは友だちとの対話を通して、自己内対話を引き起こされていました。授業後、一人の子供が「六時間目も国語科いい」とつぶやくほど、子どもたちが学びに浸っていました。感動しました。
- 2018.10.24 大和市教育研究校指定校の草柳小学校で最後の授業研究会に参与しました。草柳小学校では、1月31日に中間発表会を行われます。そして、二年目の本格的な研究を推進されていかれます。
本年度から三点セット(根拠ー理由付けー主張)を導入され、二学期からは「読むこと」領域に焦点化され研究を始められたばかりですが、三年の「三年とうげ」の授業で子供が思わず「C52頁の5行目の『おいおいなきました。』『おいおい』というのが赤ちゃんみたいなのでおもしろかった。」と根拠である言葉をもとに自らの生活体験を理由付けに引き出しながら実感としての読みを展開していました。どんぐり学級では、先生方が一人一人の子どもたちの実態に即して、発達に応じて「根拠ー理由付けー主張」の三点を位置づけられ、子どもたちに生きて働く力を育てようとしていらっしゃる姿に頭が下がる思いがしました。 - 2018.10.17 本年度も白百合女子大学初等教育学科主催、東京都教育委員会、調布市教育委員会後援で、新学習指導要領シンポジウム2を開催します。国語分科会では、科学研究費基盤研究Bで追究してきました「論理的思考力・表現力育成のための幼小・教科間連携、国際比較によるカリキュラム開発」で「主体的・対話的で深い学び」を実現するためにテキストとの対話、他者との対話で大変有効であることが明らかとなりました「根拠ー理由付けー主張」の三点セットを用いた授業づくりと、同じく「主体的・対話的で深い学び」を実現するうえで欠かせないメタ認知に注目した授業改革について、わかりやすく楽しいワークショップを行います。別添の参観者の先生方のアンケートからもわかりますように昨年度大変大好評をいただきました。今年は文科省からのご講演と共にパフォーマンス評価で現場との連携研究を進めていらっしゃいます西岡加名恵先生にもおいでいただきます。先生方の授業づくりに寄与できるよう努めてまいります。国語科の授業づくりについて考え合う貴重な時です。多くの先生方のご参加をお待ちしております。
- 2018.10.10 調布市小学校教育研究会国語研究部会の授業研究会に今年も呼んでいただきました。今年は11月の研究会にも行かせていただきます。国語教育研究会では、「自分の考えをもち、主体的に表現しようとする児童の育成」という今日的研究テーマのもと、新学習指導要領の実現へ向けて授業研究を進めていらっしゃいます。「考える」ツールとして昨年、「根拠ー理由付けー主張」の三点セットについてお話をさせていただきましたら早速活用してくださっていました。一年生が単元「たべかたのひみつめをみつけて、いきものくいずをつくろう」へ向けて、「だれが、たべたのでしょう」という教材について理由付けをしっかりとし合い、生活体験を引き出しながら考える授業づくりを実現されていらっしゃいました。意欲的な学びを吉原先生と学年担当の先生方が練り上げられていらっしゃいました。とても意欲的な取り組みに感心し、心打たれました。次回は、11月7日です。楽しみです。
- 2018.9.26 国研の研究指定校としての取り組みを進められていらっしゃいます国領小学校の校内研究会に参加させていただきました。国領小学校では、三つの資質能力の育成をめざして、主体的・対話的で深い学びの実現にどんな力を育成するかという知識・技能を明らかにしながら、思考力として三点セットを用いた授業づくりを行っていらっしゃいます。三点セットが、授業での子どもたちの読み取りや交流の場だけではなくて、先生方の授業のコーディネートにも、授業研究の場でも議論を深めるツールとしても活躍しています。議論の深まりに感心しています。
- 2018.9.19 調布市立富士見台小学校の校内研究会に参加しました。本校は「深い学びのある国語科の授業づくりー対話を通して思考を深め、表現できる児童の育成ー」というテーマのもと新学習指導要領の実施へ向けて先生方が意欲的に取り組んでいらっしゃいます。本日は「わすれらないおくりもの」(三年生)の学びでした。新採の先生のご授業でしたが、「題名は思い出ではなくて、なぜおくりものなのだろう?」という課題に向けて、子供たちが根拠である表現をしっかりととらえ、理由付けに深い読み取りを見取ることができる授業でした。こうした子供たちの読み取りの奥に、学年団の先生方が協力し合った教材研究の深さがありました。研究主任の先生のもと、先生方の学び合いが良き教育効果をもたらせているのです。子供たちにしっかりと力がついているのに感心させられました。次回は、一年生の「はたらくじどう車」です。楽しみです。たくさん先生方と共に学ばせていただきたいと思います。
- 2018.8.7 栃木県小学校教育研究会宇都宮支部学校図書館部会の夏期研修会で「考える力を育てる読書」というテーマで講演をさせていただきました。栃木県に行かせていただきましたのははじめてですが、先生がとても熱心に「人・もの・ことと出会い、考える合う読書活動をどうデザインするのか。こうした図書館活動が必要ですよ。」という私の話に熱心に耳を傾け、活動してくださいました。大変貴重な出会いとなりました。
- 2018.7.30 熊本市立帯山小学校で「主体的・対話的で深い学びを創造する授業づくり」というテーマで講演をさせていただきました。帯山小学校は熊本市教育委員会の学力向上の研究指定を受けて来年発表されます。
先生方みなさん大変熱心に聞いていただき、「根拠―理由付け―主張」の三点セットの論理的コミュニケーション能力による交流のありかたに大変関心をもたれたようでした。 - 2018.7.4 今年も中井町立井之口小学校の授業研究に関わらせていただきます。本年度から国語のみに絞って、対話的・協同的学びの在り方について追究されます。
今回は、二年生の「スイミー」と六年の「やまなし」の授業提案でした。それぞれに、根拠である表現をもとに理由を深め合わせる授業でした。若いお二人の先生方が子どもたちに力をつけようとチャレンジされていらっしゃる姿はすがすがしく、そういう一生懸命の先生のもとで子どもたちも本当に一生懸命に学び合っていました。
もっともっと言葉である表現に関わり、その言葉から理由を語らせていくそういう営みの中で子どもたちの読解力が生きて働く力になるだろうという課題と共に可能性を思いました。 - 2018.6.27 調布市立国領小学校の授業研究会に参加させていただきました。国領小学校は、国立教育研究所の教育課程の研究校としての取り組みを昨年より行われています。
本年度の一回目の授業研究会で、6年生の「川とノリオ」の授業でした。この教室には、根拠ー理由付けー主張の三点セットが「考える木」として掲げられていました。
子供たちが言葉を根拠にしながら、前の場面と関連づける理由付けなどがたくさんだされていて、深い読みが実現していました。「理由付け」に子供たちたちの体験が引き出されながら交流のある授業づくりの進展が期待されます。 - 2018.6.23 日本国語教育学会の関西集会が山口大学で開催されました。私は、「話すこと・聞くこと」「書くこと」の分科会の助言を担当させていただきました。
「話すこと・聞くこと」では、山口大学付属小学校の主幹教諭の先生が、質問力を基軸とした応答を大切にした取り組みをされました。先生の取り組みの特徴はコンテンツベースの学力としての知識・技能の育成を、コンピテンシーベースの学力としての「根拠」「理由付け」「主張」の三点の思考力で育てようとしているところでした。今日的な取り組みであると思いました。根拠と理由付けの連関、理由付けを体験と結びつけるというような工夫の継続がなされていくことを期待しています。
「書くこと」の分科会では、「読むこと」の教材での学習を「書くこと」に連関させる取り組みが行われていました。ともすると、「序論」「本論」「結論」という形式的な構成の概念的知識を与えればそれで子どもたちは書くことができると考えられがちな作文指導に、読むことの学習で、結論と本論との事例とその論理構成の関係などを活用した授業を工夫されることによって、子どもの側からの学びを実現されていらっしゃいました。これは、実はメタ認知的知識の「手続き的知識」を生かしたご授業の工夫だったのです。この「メタ認知」もコンピテンシーベースの学力として教科横断型の育てたい力となります。8月5日の日本国語教育学会でのワークショップではこのメタ認知の育成をわかりやすく先生方と学び合っていきたいと思っております。 - 2018.6.13 今年も杉並区国語教育研究会に呼んでいただき、みなさんと共に学ばせていただきました。
杉並区国語教育研究会は、今年から「思考力・表現力を育てる読むことの指導の工夫〜対話的な学びを通して〜というテーマのもと研究を進められています。
今回は、高井戸東小学校の金子知子先生が、「スイミー」の教材をもとに、「なぜ」という理由を問いかける授業にチャレンジされました。子どもたちの声が教室に響き合う学びの根底に先生の子どもたちを見取る力、一次的言葉から二次的言葉への移行の工夫など様々な手だてがなされていました。こうした先生のご努力、そして、いつもながら感心させられてます杉並区国語教育研究会の皆様の団結力によって、貴重な学びの機会をいただけましたことに心から感謝です。私からは、「なぜ」の理由が「根拠」である言葉への着眼と緊密に関連されることによって、子どもたちの切実な生活体験が引き出されることをお話させていただきました。 - 2018.6.5-6 2018.6.5と6日の両日、今年も大分県教育センターで中堅教員の研修会の講師を務めました。
主体的・対話的で深い学びの創造ー論理的思考力・表現力の育成をめざした言語活動ーというテーマで体験型講話を行いました。
5日に小学校、中学校の先生、6日に高等学校の先生へ講演させていただきました。皆さんこれからの学びを学習者の側から創り出そうと意欲的に取り組んでくださいました。 - 2018.5.23 大和市立草柳小学校の授業研究会に参加しました。本校は、「共に学び、共に生きるー自分の考えを明確に伝え合う力の育成−」というテーマのもと大和市の研究推進校として来年1月31日に中間発表、再来年には成果発表会を迎えられます。「根拠ー理由付けー主張」の三点セットを用いた思考力を重視した伝え合う力の育成を追究されていらっしゃいます。今回は二年生の「ともこさんはどこかな」の話すこと・聞くことの授業づくりでした。子どもたちが根拠である絵からともこさんを見つけるために大切な事柄を積極的に見つけて考え合っていました。
- 2018.2.19 神奈川県大和市立草柳小学校の校内研究会で講話をさせていただきました。草柳小学校は大和市の研究指定校として、「自分の考えを明確に伝え合う力の育成」という今日的テーマのもとに来年1月31日に中間発表会、再来年度に本発表を控えていらっしゃいます。今回は、新学習指導要領実施へ向けて「思考力、論理的コミュニケーション能力」の育成の重要性を「根拠-理由付け-主張」の三点セットを用いた授業づくりについてお話をさせていただきました。これから二年間子どもたちが生きる力としての伝え合う力の育成について共に学ばせていただきます。
- 2018.1.24 国領小学校での今年最後の研究授業でした。一年生の「お手紙」の授業の対話タイムのときです。子どもたちが自由に対話者を見つけて対話する場面で、こんなことがありました。一人の男の子が「ぼくもお手紙が来るときは待ち遠しくて、待ち遠しくてたまらないほど楽しいので、がまくんも幸せだったと思います。」すると、それを聞いた女の子が「生活経験を出してくれるととってもわかりやすいね」と言葉を返しているのです。「根拠-理由付け-主張」の三点セットを、「どこから考えたの?」「なぜ?」という対話の掲示で論理的に考え合う学びが一年生にも浸透していました。授業協議会では、先生方がこの三点セットを切り口にしながら積極的に発言し合っている姿にも先生方の学びの深化を感じました。一年間共に学ばせていただき、先生方の学び合う力はすごいと改めて感じ考えさせられた国領小学校の先生方との学びでした。ありがとうございました。
2017年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2017.12.23 日本国語教育学会熊本支部大会
今年の授業研究は授業ビデオを見ながらのストップモーション方式の授業方式を取り入れましたところ、深い学びを解説つきで聞き、とても深い学びが起きましたと好評をいただきました。各分科会の発表も力作ばかりでした。 - 2017.12.13 神奈川県中井町立井之口小学校
二年生の子どもたちが「根拠―理由付け―主張」の三点をもとに考える授業を行っていました。五年生の「大造じいさんとガン」は、子どもそれぞれが読みの観点をもって、自らの読み取り方で追究していくチャレンジある学びでした。こうしたチャレンジある取り組みにも「根拠―理由付け―主張」の三点セットが優劣を超えて子どものたちに学びを起こすことを思いました。 - 2017.11.29 調布市立国領小学校
五年生の子どもたちと先生が「根拠―理由付け―主張」の三点セットを自ら活用しようとがんばっていました。この三つを位置づけた五年生の「木の掲示」が子どもたちに日常的にこの三点セットを位置づけさせようとしているのがいいなあと思いました。 - 2017.11.27 調布市立若葉小学校
五年生の授業でした。「根拠―理由付け―主張」の三点セットの中でも「理由付け」をしっかりと出させていくことが子どもの側からの交流のある学びになることをお話をさせていただきました。 - 2017.11.15 神奈川県中井町立井之口小学校
井之口小学校での今年二回目の研究授業でした。主体的・対話的な書写の授業を皆さんで考え合った貴重な時間となりました。 - 2017.11.1 調布市立柏野小学校
一年生の授業づくりに参加させていただき、講話させていただきました。文学的文章の読みに「なること」を入れながら子どもたちの側から実感としての学びを創造されていらっしゃいました。 - 2017.10.25 調布市立国領小学校
国領小学校の授業研究会も四回目となりました。今回は研究主任の先生の「ごんぎつね」の授業でした。子どもたちが生きて働く知識・技能としての学び方をしっかりと獲得し、徹底的に根拠である言葉に関わり合う授業でした。 - 2017.10.18 調布市立若葉小学校
若葉小学校にはじめて伺わせていただいました。若葉小学校は調布市の教育指定校でもあり、先生方が本当に誠実に一生懸命に「書くこと」の授業づくりに携わっていらっしゃいました。 - 2017.10.11 調布市国語教育研究会
授業研究に参加し、講話をさせていただきました。「主体的・対話的で深い学びをどう創るか」ということで講話させていただきました。 - 2017.10.4 調布市立国領小学校の三回目の研究授業でした。三年生の「モチモチの木」の授業でした。導入で、豆太の気持ちを読み取るために、豆太の言動や、情景描写に注目して根拠をとらえるとよいということが確認され、コンテンツベースとコンピテンシーの両面からの授業が出発しました。最後「自分と豆太を比べてみよう」という先生の発問で子供たちは生活体験を理由づけに用い、生き生きと考えを述べ始めました。
- 2017.9.21 調布市立国領小学校の二回目の研究授業でした。二年生の授業でした。子供たちが三点セットで学ぶという学び会を獲得することによって、子供の側からの学びが実現していました。子供たちの発言はやはり理由付けのところで、生活体験が引き出されたとき、交流が活性化していました。
- 2017.9.13 町田市立町田鶴川第四小学校で二回目の授業研究に参加させていただきました。根拠ー理由付けー主張の三点をバリューセットと名付け子供の側からの学びを実現されていらっしゃることに驚かされました。特に理由付けに生活体験を出せたらハッピーセットだよと意識づけ、子供たちから豊かな生活体験が理由付けとして出されていることが子供相互の対話を引き出していらっしゃました。
- 2017.8.28 調布市立富士見台小学校で、「主体的・対話的で深い学びを創造する授業づくり」ということでお話をさせていただきました。富士見台小学校では、根拠ー理由付けー主張の三点セットを導入され対話のある授業づくりを目指されていらっしゃいます。
- 2017.8.12 福岡・実践国語教師の会にお招きいただきまして新学習指導要領実施へ向けて「主体的・対話的で深い学びの創造」ということで講演をさせていただきました。三点セットを用いた論理的コミュニケーション能力育成の重要性、説明的文章の学習指導による「批評読みとその交流」についてお話をさせていただきました。
- 2017.8.7 名古屋市教育研究員の研究指導をさせていただきました。今年は、「文章の表現や論理を評価することができる説明的文章の指導」ということで中学校の先生が大学まで来られました。私のほうからは新学習指導要領の方向性をお話しながら、「主体的・対話的で深い学び」を中学校で実現するために、根拠-理由付け-主張の三点セットの活用とメタ認知のうちでも条件的知識の活用の重要性を具体的な実践を通してお話をさせていただきました。
- 2017.7.5 今年も神奈川県中井町立井ノ口小学校の校内研究会に三回参加させていただきます。今回はその第一回目でした。3年生の「もうすぐ雨に」、6年生の「笑うから楽しい」「時計の時間と心の時間」のご授業に参加させていただきました。6年生のご授業では、子供たちの経験を引き出させた理由付けが充実しており、交流活動が活発になされている子供の側からの授業が実現されていました。井ノ口小学校は、「児童の意欲を高め自信を育む授業づくりー確かな学力の育成−」という全体テーマと共に個人テーマを持って子供の側からの授業づくりに全校一丸となって取り組まれています。授業後の授業検討会も先生方が自主的に積極的に取り組まれている姿は大変魅力的でした。私のほうからは、新学習指導要領の方向性について「学力論の拡張」「主体的・対話的で深い学びの実現」からお話をさせていただきながら、授業から学ばせていただきましたことをお話ししました。
- 2017.6.28 町田市立鶴川第四小学校の校内研究会に参加しました。鶴川第四小学校の先生方は学び合う会にもご参加され、学年間で、学校全体で学び合いながら研究を進展されていらっしゃいます。自分の考えをもち、表現するために「根拠」「理由づけ」「主張」の三点をもとに研究を開始されました。研究主任の先生や授業担当の先生が「子供たちを見ていただけるのをうれしく思います。」と言われた言葉が心に残りました。自校の子供たちを自慢できる裏に先生方のたゆまぬ努力があるのだと思います。二年生の子供たちが「スイミーはどんな魚だろうか」という課題に対して、「『かしこいスイミー』です。『そうだみんないっしょにおよぐんだ』と言っているから、ぼくにはそんなことできないからです。」と学び始めた三点セットを使って表現し、交流していました。
- 2017.6.21 調布市立国領小学校の第一回目の授業研究会に参加させていただきました。国領小学校では、根拠−理由付け−主張の三点セットを導入した授業づくりに着手されました。六年生の授業でさっそく子供たちが三点セットを使いはじめ、学び合っていることが子供のプロトコルから見えました。こうした活用をどの子供もできるような立ち止まり、板書などの工夫がさらに先生方によって開発されていくことによって、子供たちの生きて働く力になっていくことだろうと思います。
- 2017.6.14 今年も杉並区教育研究会国語部会の全体会に呼んでういただき、授業研究会に参加し、講演をさせていただきました。杉並区の先生方の学び合う姿勢に今年もたくさんのことを学ばせていただきました。杉並区は生活に生きて働く書くことの研究をされていらっしゃいます。私は書くこと領域においても対話が重要であり、それを子供の側から行っていくために既習学習を導入すること、見方・考え方を捉え直すことのできる対話の場の重要性、国語科及び全教科において三点セットを導入した考える授業の重要性についてお話をさせていただきました。
- 2017.5.31 調布市立国領小学校の校内研究会の理論学習会の講師を務めさせていただきました。国領小学校は、2017年・2018年度国研の研究指定を受け、「読む活動を基に、自分の考えを表現する児童の育成」というテーマで研究を推進されます。今年はこれから5回の授業研究会に参与させていただきます。先生方と共に、子どもたちが社会に生きて働く力をつけるために、主体的・対話的で深い学びを「読むこと」領域で実現していけたらと思います。今回は、最初になぜ主体的・対話的で深い学びが新学習指導要領で求められるようになったかをお話しし、対話について「対話ゲーム」で実感していただきました。次に、国語科の知識・技能を明らかにしながら授業することの重要さと、論理的に考え、交流することの重要さをお話しました。そして、「根拠 - 理由付け - 主張」の三点セットについてお話を進めました。先生方がとてもよく聞いてくださり、活発に活動くださり、これからの授業づくりについて考え合うことができました。
- 2017.5.24 昨日に引き続き大分県教育センター中堅教諭等資質向上研修の講座を担当させていただきました。今日は高等学校の先生方へ「「主体的・対話的で深い学びの創造−論理的思考力・表現力を育む言語活動の充実−」ということでワークショップ型の講演をさせていただきました。高等学校の先生方へは、なぜ対話による授業づくりが必要なのか、新学習指導要領が求めている学力の三要素は何なのかということをひもときながら、アクティブラーニングを実現するためのコンピテンシーベース学力としての論理的思考力・コミュニケーション能力の育成について、ワークショップを行いました。活動を通して、先生方から思わず、「ああ、」「なるほど」「そういうことも考えられるね。」というように三点セットをもとにした話し合いを通して新たな考えが創造されるその瞬間を味わっていただきました。先生方の大変熱心な取り組みに、教科を超えた三点セットの活用の可能性を実感しました。
- 2017.5.23 大分県教育センター中堅教諭等資質向上研修の講座を担当させていただきました。小学校・中学校の先生方へ「「主体的・対話的で深い学びの創造−論理的思考力・表現力を育む言語活動の充実−」ということでワークショップ型の講演をさせていただきました。今年も、新著『質の高い対話で深い学びを引き出す 小学校国語科「批評読みとその交流」の授業づくり』(明治図書)にも載せております「すがたをかえる大豆」を用いてどのように子どもの側からの学びを起こし対話による授業づくりをするのかというワークショップに、先生方から「明日からの授業づくりが楽しみになりました。」「目からうろこでした」などの言葉をいただきました
2016年度にさせていただいた講演や参加させていただいた授業研究会
- 2017.03.04 東京学芸大学国語教育学会にお招きいただきまして講演をさせていただきました。講演題目は「説明的文章の学習指導における主体的・対話的な深い学び」です。
- 2017.02.07 富山県総合教育センターで、第2回アクティブ・ラーニング推進リーダー研究会において講師を務めさせていただきました。当日は、「主体的・対話的で深い学び−アクティブ・ラーニングの方法を生かして−」ということで、ビデオによる授業視聴も取り入れた授業研究会も導入してお話をさせていただきました。
- 2016.12.23 第24回日本国語教育学会熊本支部大会で、講演「主体的・対話的で深い学びを実現する説明的文章の学習指導−アクティブ・ラーニングの視点から−」を担当させていただきました。
- 2016.12.12 神奈川県中井町立井ノ口小学校での三回目の授業研究会に参加させていただきました。一年の「じどう車くらべ」の授業で、一年生の子どもたちが、友達の言葉に敏感に、しかし、とても相手への思いやりを持ちながらもきちんとした言葉で学び合っている教室文化づくりに感心しました。また、子どもたちの学び合いは、「なぜかというと」「理由がちがいます」という理由付けによって深まっていました。
- 2016.11.24 第53回熊本県中学校国語教育研究大会芦北水俣大会に講師として呼んでいただきました 私は「深い学びとしてのアクティブ・ラーニングを実現する論理的思考力・表現力の育成」ということで講演をさせていただきました。
- 2016.11.02 杉並区国語教育研究会の授業研究会で講話させていただきました。杉並区の国語教育研究会では、現在、「書くこと」の授業研究が進められています。私のほうからは、書くことにおける「対話」の重要性、可能性についてお話をさせていただきました。
- 2016.10.24 神奈川県の井ノ口小学校で、一年生の「くじらぐも」、六年生の「鳥獣戯画」の授業検討会が行われました。今回も先生方が御自身のテーマに沿って授業を工夫され、先生方の活発で質の高い授業研究会が展開されました。「鳥獣戯画」では、子どもの側からの学びとして、これからは「評価読み」のあり方について、小学校でも模索すべきであるという意見などが先生方から出され、感心させられました。
- 2016.10.19 青梅市立第一小学校での校内研究会で講師を務めさせていただきました。青梅第一小学校では、「よく考え、判断し、表現する子の育成−問題解決的な学習における言語活動の充実をとおして−」というテーマのもと、熱心な議論が展開されました。授業は三年生の「すがたをかえる大豆」を教材に行われました。
- 2016.09.16 神奈川県中井町立井ノ口小学校の校内研究会で助言をさせていただきました。お若い授業者の先生の「私は小学校三年生たちに読むための力を育てたいと考えました。でも発問の工夫などがうまくいかなかったようです。」という願いのこもった言葉に本校の授業研究が教師主体で行われているその成果を見るような思いになりました。
- 2016.08.30 調布市立国領小学校で「<対話>による『読むこと』の授業づくりー論理的思考力・表現力の育成を目指してー」ということで体験型ワークショップをさせていただきました。新学習指導要領で注目されていますアクティブラーニングとはどのような方法なのかということを理論面からお話をして、どのような授業を目指すべきかを実際に体験型で先生方に体験していただきました。
- 2016.07.26 富山県総合教育センターにおいて、アクティブ・ラーニング推進リーダー研修会の講師を務めました。 講演では、まず、「アクティブ・ラーニング」について、<対話>を中核にした授業改革の必要性について理論面のお話をしました。次に、こうした授業を支えるための論理的コミュニケーション能力の育成について体験をしていただきました。さらには、アクティブ・ラーニングを推進していくために、子どもの側からどのように質の高い課題を形成し、探究していくことのできる授業はどのように創ればよいのか、「すがたをかえる大豆」教材をもとに体験していただきました。その後、実際の授業ビデオを視聴していただきながら、先生方にも実感としての学びを形成していただきました。
- 2016.06.29 東京都杉並区高井戸小学校で「『対話』による学び合い・高め合い」というテーマでワークショップ風の講演をさせていただきました。本校の鶴巻景子校長先生は東京都国語教育研究会の会長さんです。今年の10月には全国大会会場校として先生方も授業公開されます。皆さん大変熱心に参加くださり、授業作りの悩みを語り合ったり、アドバイスをさせていただいたり、大変有意義な楽しい時間をすごさせていただきました。
- 2016.05.23 大分県教育センターの10年研の研修会で、「言語活動を支える論理的思考力・表現力の育成」というテーマで講演をさせていただきました。大分県教育センターには毎年行かせていただいています。参加してくださいました小学校・中学校の先生方が大変意欲的に取り組んでくださり、私にとっても大変勉強になりました。
熊本県内の取り組み
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熊本県教育委員会はじめ熊本県下の教育委員会との連携の取り組み
- ・7月9日 「文部科学省指定学力向上フロンティアスクール」熊本県教育委員会主催
合志町立合志小学校校内研究会指導 1年生「おむすびころりん」 - ・10月26日 鹿北町教育研究所試行プロジェクト授業研究会指導助言 鹿北町立岳間小学校 2年「お手紙」
- ・11月12日 「文部科学省指定学力向上フロンティアスクール」熊本県教育委員会主催
合志町立合志小学校校内研究会指導
5年 単元名「言葉と文化について考えよう」 教材名「外来語と日本文化(説明文) - ・12月 「文部科学省指定学力向上フロンティアスクール」
熊本県教育委員会主催合志町立合志小学校研究発表会シンポジウム参加 - ・7月26日 菊池郡市教育委員会連絡協議会指定学力向上研究発表会 大津北小学校校内研講話
- ・12月2日 菊池郡市教育委員会連絡協議会指定学力向上研究発表会講話(大津小学校)
「確かな学力を身につけ、生き生きと活動する児童を育てる<対話>を
中核にした説明的文章の学習指導」 - ・1月17日 熊本県教育委員会学力向上推進委員会主催
和水町立春富小学校校内研究会講話 「国語科学習指導の今日的問題」 - ・6月 熊本県教育委員会と大学との連携事情である幼小連携の事業が始まる。
- ・7月2日 熊本県教育委員会と大学との幼小連携事業 合志市合志小学校幼小連携
コミュニケーションの育成に関する講話 - ・7月27日 熊本県教育委員会学力向上推進委員会主催
和水町立春富小学校校内研究会講話 「PISA型読解力の指導」 - ・7月31日 熊本県教育委員会と大学との幼小連携事業
合志市合志小学校・合志中部保育園 幼小連携合同研究会 - ・10月26日 熊本県教育委員会学力向上推進委員会主催 和水町立春富小学校研究発表会助言
- ・2月7日 熊本県教育委員会大学と連携した接続期の研究 合志市中部保育園・合志小学校研究発表会講演
「幼保小のつなぎを重視したコミュニケーション能力の育成」 - ・2月14日 未来にかがやく肥後っ子のために 熊本県教育委員会主催
幼小連携 「ことばでつなごう ワークショップ」 - ・12月10日 文部科学省学力向上モデル熊本県教育委員会国語推進協議会山鹿市立山鹿小学校校内研究会講話
論理的思考力を育成する説明的文章の学習指導―PISA型読解力を志向する読みの実際― - ・5月19日 文部科学省学力向上モデル熊本県教育委員会国語推進協議会
菊池市立泗水小学校校内研究会講話
国語力の習得・活用と他教科との関わりについて - ・6月11日 熊本県教育委員会大学と連携した接続期の研究合志市立合志小学校
平成20年度就学前教育振興・充実モデル実践研究事業に関わる校内研究授業指導 - ・11月7日 平成19・20年度文部科学省・熊本県教育委員会指定「国語教育推進校」研究発表会
山鹿市立山鹿小学校研究発表会分科会助言及び全体会助言 - ・11月21日 平成19・20年度文部科学省・熊本県教育委員会指定「国語教育推進校」研究発表会
菊池市泗水小学校研究発表会分科会助言及び全体会助言 - ・12月12日 文部科学省学力向上モデル熊本県教育委員会国語推進協議会
熊本大学教育学部附属中学校研究発表会講話
新学習指導要領の根底にある学力観 - ・12月19日 熊本県教育委員会大学と連携した接続期の研究合志市立合志小学校
平成20年度就学前教育振興・充実モデル実践研究事業に関わる研究発表会へ向けての教材研究指導 - ・平成22年1月26日 文部科学省指定学力向上実践研究推進事業研究中間発表会
荒尾市立荒尾第一小学校「自分の思いを豊かに伝えあう児童の育成
〜考える力を伸ばす授業づくりに向けた言語活動の充実を目指して〜」
熊本市教育委員会と熊本大学教育学部の連携事業あ度バイザー事業による指導助言 - ・1月27日 熊本県教育委員会大学と連携した接続期の研究合志市立合志小学校
平成20年度就学前教育振興・充実モデル実践研究事業に関わる研究発表会
合志市立合志小学校発表会助言及びパネラー - ・3月3日 平成19・20年度文部科学省・熊本県教育委員会指定「国語教育推進校」天草市立牛深小学校
校内研究会講演 「新学習指導要領と活用力の育成」 - 平成22年1月26日 文部科学省指定学力向上実践研究推進事業研究中間発表会 荒尾市立荒尾第一小学校
「自分の思いを豊かに伝えあう児童の育成〜考える力を伸ばす授業づくりに向けた言語活動の充実を目指して〜」
《平成16年度》
《平成17年度》
《平成18年度》
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本市教育委員会との連携
-
《平成20年度》
- ・6月9日 第1回熊本市中学校の少人数学級に関する検討委員会委員に任命される。
- ・7月14日 第2回熊本市中学校少人数学級に関する検討委員会熊本市立楠中学校授業参観及び協議
- ・9月30日 平成19・20年度 熊本市教育委員会指定「熊本大学との連携・学力充実」
熊本市立黒髪小学校発表会シンポジスト - ・10月6日 第4回熊本市中学校の少人数学級に関する検討委員会
熊本市教育委員会と熊本大学教育学部の連携事業アドバイザー事業による指導助言
-
《平成16年度》
- ・11月5日 出水南小学校校内研 単元名 話し方を工夫して発表しよう 「ようこそ、2年1組ワクワクランドへ」
- ・12月6日 熊本市中学校国語教育研究会指導助言 熊本市立帯山中学校 読むこと「走れメロス」
- ・6月28日 熊本市立春日小学校校内研講話
「確かな学力の定着化と生活化をめざして〜保護者と連携した特色ある教育課程の工夫〜」 - ・7月4日 熊本市立詫摩北小学校校内研講話
- ・7月21日 熊本市立本荘小学校校内研講話 「つながり合いや学び合いの基礎となる伝え合う力の育成」
- ・9月5日 熊本市立城西小学校校内研講話
「心豊かにかかわり合い伝え合う子どもの育成
〜単元の基礎・基本を明確にした国語科指導の工夫改善を通して〜」 - ・11月1日 熊本市立出水南小学校校内研指導助言
「自ら学び、生き生きと活動する子どもの育成〜生活に生きて働く言語能力の育成を通して〜」5年生授業 - ・11月15日 熊本市立詫摩北小学校校内研究会指導助言
- ・11月18日 熊本市立本荘小学校校内研究会指導助言 1・2年生異学年交流の授業のあり方
- ・12月8日 熊本市立本荘小学校校内研究会指導助言
- ・12月13日 熊本市立出水南小学校授業研究会指導助言
6年「筆者の考えを受け止め、自分の考えを伝えよう〜平和のとりでを築く〜」 - ・2月10日 熊本市立春日小学校校内研究会指導助言 2年国語科「ことばっておもしろいな」〜ことばであそぼう〜
- ・2月13日 熊本市立城西小学校校内研究会指導助言 6年「海の命」
- ・6月5日 熊本市立白山小学校校内研講話 「論理的思考力を育てる国語科学習指導」
- ・6月16日 熊本市立武蔵小学校校内研講話
- ・6月19日 熊本市立西原小学校校内研講話
- ・6月23日 熊本市立本荘小学校校内研講話
- ・7月3日 熊本市立本荘小学校授業研究会講師
- ・9月20日 熊本市中学校国語教育研究会指導助言
- ・8月28日 熊本市立碩台小学校校内研講話
- ・9月4日 熊本市立城西小学校校内研講話
- ・9月8日 熊本市立中緑小学校校内研講話
- ・9月11日 熊本市立詫摩北小学校校内研講話
- ・10月30日 熊本市立麻生田小学校校内研究会指導助言
- ・11月6日 熊本市立東秋津小学校校内研究会指導助言
- ・11月24日 熊本市立尾上小学校校内研究会指導助言
- ・11月27日 熊本市立城西小学校校内研究会指導助言
- ・12月4日 熊本市立麻生田小学校校内研究会指導助言
- ・1月29日 熊本市立城西小学校校内研究会指導助言
- ・2月20日 熊本市立城東小学校自主発表会シンポジウムコーディネーター
- ・5月21日 熊本市立城東小学校校内研講話 コミュニケーション力を高める国語科の役割について講話
- ・5月27日 熊本市立壺川小学校 対話型の授業作りについての講話
- ・5月28日 熊本市立清水小学校 国語科授業についての講話
- ・6月4日 熊本市立奥古閑小学校校内研究会講話 自信をもって表現する子どもの育成
- ・6月12日 熊本市立秋津小学校校内研究会講話 伝え合う力を育む国語学習の創造〜話す・聞く活動を中心に〜
- ・6月25日 熊本市立西原小学校 伝え合う力を育む国語科学習 授業研究会
- ・6月29日 熊本市立武蔵丘小学校 研究授業講話
- ・8月30日 熊本市立奥古閑小学校校内研究会講話
- ・10月12日 熊本市中学校国語研究会 熊本市立西山中学校
- ・10月29日 熊本市立城西小学校校内授業県研指導
- ・10月30日 熊本市立尾上小学校校内研究会指導
- ・11月26日 熊本市立飽田東小学校校内授業研究会助言 コミュニケーション能力の育成
- ・6月16日 熊本市立白坪小学校校内授業研究会指導助言 4年「かむことの力」
- ・6月17日 熊本市立清水小学校校内研究授業指導助言
6年「生き物はつながりの中に」(中村圭子)新学習指導要領が目指す対話型授業について - ・6月23日 熊本市立泉ヶ丘小学校校内研究会講話 コミュニケーション能力について、表現について
- ・6月30日 熊本市立託麻南小学校校内授業研究会助言 6年「森に入る」
- ・7月22日 熊本市立飽田東小学校校内研究会講話
「学力形成を保証する国語科学習指導の基礎基本」―習得・活用・探求型の学習について― - ・8月26日 熊本市立壺川小学校校内研究会講話 国語教育における「対話活動」
- ・8月28日 熊本市立本荘小学校校内研究会講話 対話を核とした授業改善
- ・9月16日 熊本市立春日小学校校内研究会授業検討会助言 6年「学級討論会をしよう」
- ・11月25日 熊本市立城西小学校校内研講師 第5学年「伝え合って考えよう」
- ・12月1日 熊本市立高橋小学校校内研究会講師
第1学年 単元名 こえに出して読もう「あめふり くまのこ」の授業についての指導 - ・12月15日 熊本市立託麻原小学校校内研究会講話「PISA型読解力を育成する授業のあり方について」
- ・5月11日 熊本市立碩台小学校の校内研究会に参加しました。
- ・6月15日 熊本市立詫麻西小学校の校内授業研究会に参加しました。
- ・7月13日 熊本市立芳野中学校校内研究会講話
「自らの生き方を考え、自他を大切に行動できる生徒の育成
―思考力・判断力・表現力などをはぐくむための言語活動の充実を通して―」 - ・8月25日 熊本市立託麻東小学校校内研究会講話 「対話」を中核にした授業づくり
- ・9月7日熊本市立飽田東小学校授業研究会講話
「新学習指導要領に基づく習得・活用・探究型の学習 - ・11月16日 熊本市立託麻原小学校校内研究会助言 第4学年 国語科「アップとルーズで伝えよう」
- ・11月30日 熊本市立高橋小学校校内研究会助言 第1学年 国語科 単元名 本とともだちになろう
「ずうっと、ずっと、大すきだよ」
平成22年2月2日 熊本市立城東小学校自主研究発表会シンポジウム参加
平成22年2月20日 熊本市小学校国語研究会研究発表会指導助言「生きてはたらく言葉の力をめざして」 - ・平成22年2月2日 熊本市立城東小学校自主研究発表会シンポジウム参加
- ・2月20日 熊本市小学校国語研究会研究発表会指導助言「生きてはたらく言葉の力をめざして」
《平成17年度》
《平成18年度》
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本市教育センター
-
《平成18年度》
- ・8月3日 熊本市教育センター夏季研修会講演 対話を核にした「話すこと・聞くこと」学習法
- ・12月25日 熊本市教育センター研究員へ向けての講話 「研究するということ」
- ・6月10日 熊本市教育センター平成20年度委嘱研究員へ向けての第1回全体会講話 「教育研究」
- ・7月25日 熊本市教育センター夏季研修会講話 「一人一人を生かす授業とは」
- ・4月21日 平成20年度研究員への講話「教育研究をするということ」
- ・8月3日 熊本市教育センター夏季研修会講話「新学習指導要領における<習得><活用>と<言語活動例>
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本県教育センター
-
《平成19年度》
- ・2月17日 熊本県教育センター10年研研修講
日本国語教育学会関係 【熊本には日本国語教育学会の支部があります。】
-
《平成19年度》
- ・6月21日 日本国語教育学会西日本集会熊本大会大会委員長として主催。
420名ほどの参加者を迎え、盛会裏に終える。 - ・12月23日 日本国語教育学会熊本支部
- ・平成20年より支部長となり運営に直接関わるようになりました。
「21世紀の国語科教育」 【授業者】 下中一平 【分科会 講演】 中洌正堯 鶴田清司
230名の参加を得て盛会裏に終わりました。 - ・12月23日 「これからの国語の授業」授業者 熊本市立託麻西小学校 中川由美子先生
ワークショップ 都留文科大学 鶴田清司 兵庫教育大学名誉教授 中洌正堯 熊本大学 河野順子
講演 筑波大学 塚田泰彦
280名ほどの参加を得て盛会裏に終わりました。
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本県小学校国語教育研究会をはじめ,熊本県下の小学校関係の国語教育研究会
-
《平成16年度》
- ・11月6日 県小国研2学期例会講話 荒尾市総合文化センター
- ・11月15日 熊本県小学校国語教育研究大会シンポジウム「共に高め合い、学び合う国語科学習」
- ・8月4,5日 第48回熊本県小学校国語教育夏季研修会指導助言 河浦町立一町田小学校にて
5年「詩を味わおう」下中一平先生授業指導助言 - ・3月14日 合志町立合志小学校校内研究会講話 「読み」を中核にした伝え合う力の育成
- ・10月10日 玉名市立玉水小学校校内研究会講話
「読み手としての主体性を持った子どもの育成
―『説明的文章を読み取る力』を高める指導方法の研究をとおして―」 - ・11月4日 熊本県小学校国語教育研究会講演 説明的文章の新たな挑戦―PISA型読解「批評読みとその交流」―
- ・7月30日 菊池郡市教科等研究会 小学校国語部会講話
論理的思考力を育成する説明的文章の学習指導―PISA型読解力を志向する批判的読みの実際― - ・8月2日 植木町研究会研修会講演
「確かな学力」の育成〜基礎的・基本的な内容の確実な定着を図りながら
自ら学び、自ら考え、表現する力の育成を目指して - ・8月7日 第49回県小国研夏季研修会講話
- ・8月8日 津奈木町小中合同研究会講話
論理的思考力を育成する説明的文章の学習指導―PISA型読解力を志向する批判的読みの実際― - ・11月17日 熊本県小学校国語教育研究会二学期例会講話
これからの読解力(PISA型読解)育成へ向けての教材研究と授業づくり-「すがたをかえる大豆」(三年)- - ・7月23日 宇城地区教科等研究会(小学校国語部会)講話 伝え合う力を高める国語科学習の工夫
- ・8月11日 熊本県小学校夏季研究会講話
- ・11月10日 美里町立励徳小学校校内研究会講師 第3学年「木かげにごろり」(世界の民話を読もう 東書3年下)
- ・6月27日 熊本県小学校国語教育研究会一学期例会に参加しました。
- ・7月22日 宇城地区国語教育研究会講話「新学習指導要領における<習得><活用>と<言語活動例>
- ・8月12日 玉名教育会国語部会夏季研修会講話「新学習指導要領における<習得><活用>と<言語活動例>」
- ・8月12日 熊本県小学校国語教育研修会夏季研究会
「対話の力をどう育てるか 対話劇を取り入れた授業の実践発表」コーディネーター - ・9月12日 熊本県小学校国語教育研修会二学期例会研究会講話
「これからの国語科学習指導の方向性−新学習指導要領に基づく習得・活用・探究を促す学習指導−」 - ・11月13日 美里町立砥用小学校校内授業研究会助言 6年「わたしの意見」を書こう
《平成17年度》
《平成18年度》
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本県・市中学校国語教育研究会をはじめ、熊本県下の中学校関係の国語教育研究会
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《平成17年度》
- ・7月29日 鹿本郡中学校国語部会講話 内言を育む「話すこと・聞くこと」教育のあり方
- ・8月11,12日 熊本市中学校国語教育研究部会講話
「自らの言語生活を拓く国語科授業のあり方
〜領域の特性を生かして確実に力をつける評価と指導〜」 - ・11月22日 熊本県中学校国語教育研究大会(宇城大会)指導助言
確かな国語の力を育てるために〜わかる喜びを味わえる授業の創造〜 「読む」こと部会指導助言 - ・12月1日 熊本市立中学校国語部会輝きプラン授業指導助言 「読む」こと部会 湖東中学校
- ・8月10日 熊本市中学校国語教育研究会合宿研究会講演及び指導助言
- ・10月19日 熊本県中学校国語教育研究会指導助言
- ・10月25日 第44回熊本県中学校国語教育研究大会(八代大会)
「伝え合う力をはぐくむ授業の創造〜言葉を大切にした授業の実践〜」 - ・8月9日 熊本市中学校国語教育研究会夏季合宿研修会講話
- ・8月11日〜12日 熊本県中学校国語教育研究会夏季研究会読解部会助言
- ・10月9日 鹿本郡市教育会中学校国語部会研究会講話
- ・10月24日 熊本県中学校教育研究会国語部会研究発表会分科会助言 3年「原爆記念館」(石垣りん)
- ・7月13日 熊本市立芳野中学校の校内研究会で講演を行いました
- ・8月5日 八代市中学校国語教育研究会夏季研究会講話
「これからの国語科学習指導の方向性−新学習指導要領に基づく習得・活用・探究を促す学習指導−」 - ・9月5日 熊本県中学校国語教育研究会夏季研究会講話
「これからの国語科学習指導の方向性−新学習指導要領に基づく習得・活用・探究を促す学習指導− - ・9月15日 熊本市中学校国語教育輝き授業プラン 「読むこと」領域2年「走れメロス」助言
- ・10月16日 熊本県中学校国語教育研究会研究大会「読むこと」領域授業助言1年「盆土産
《平成18年度》
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本県外の取り組み
-
《平成17年度》
- ・8月23日 筑後市立阿志岐小学校校内研指導助言 「説明的文章の教材研究のあり方について」
- ・8月26日 言語教育研究会ワークショップ講師(福岡県) 「声を響かせよう。伝えよう」
- ・7月28日 NPO法人言語研究会講演(東京)
- ・8月8日 日本国語教育学会全国大会公開授業(東京・日比谷公会堂) 筑波大学附属小学校 3年「くらしと絵文字」
- ・8月21日・22日 読書コミュニティー研究大会運営委員(東京)
- ・10月24日 福岡県教育委員会委嘱研究発表校 八女郡橘町立辺春中学校校内研究会講話
- ・12月22日 福岡県教育委員会委嘱研究発表校 八女郡橘町立辺春中学校校内研究会講話
読解力を育てる学習指導法のあり方―「対話のある学び」を保障する授業づくりの工夫を通して― - ・1月27日 個性化教育研究会山口支部研究大会講演 伝え合う力を育む授業のあり方
- ・6月5日 福岡県教育委員会委嘱研究発表校八女郡橘町立辺春中学校
生徒の「読解力」向上のための授業改善についての講話 - ・8月3日 名古屋市教育委員会研究員講話 「自分の考えを作り出す子を育てる物語文の学習」
- ・8月23日 「学び合う授業づくりについてシンポジスとして参加」 文部科学省後援 九州大学丸野俊一研究室主催
- ・8月24日 読書コミュニティーネットワーク運営
代表:東京大学大学院 秋田喜代美 後援:福島県教育委員会、文部科学省他 - ・10月17日 山口県周南市立秋月小学校校内授業研究
論理的思考力を育成する説明的文章の学習指導―PISA型読解力を志向する批判的読みの実際― - ・11月9日 福岡県教育委員会委嘱研究発表校八女郡橘町立辺春中学校 校内研究会助言
「生徒の『読解力』向上のための授業研究」 - ・7月30日 第1回小学校国語教育セミナー ワークショップ担当
三省堂主催(東京) 「これからの説明的文章の授業改革」 - ・8月4日 日本国語教育学会第71回国語教育全国大会ワークショップ担当
「説明的文章の授業改革―習得から活用」 - ・11月10日 山陽小野田市教育委員会派遣 出合小学校教諭 山本孝雄氏への講話
- ・11月17日 柳川市発展学習プログラム事業 柳川市立柳南中学校区連携事業学力向上事業研究会講話
- ・7月27日 第2回小学校国語教育セミナーワークショップ担当
三省堂主催(東京)「これからの説明的文章の授業改革」 - ・8月4日 日本国語教育学会第72回国語教育全国大会ワークショップ担当
「説明的文章の授業改革−習得から活用」 - ・10月15日 佐賀県教育センター研修会資料「読むこと」領域における新学習指導要領にみる「習得」「活用」授業の方向性
《平成18年度》
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本大学教育学部附属小・中学校、高等学校
熊本大学教育学部附属中学校-
《平成17年度》
- ・8月24日 熊本大学附属中学校授業研究会事前指導
- ・9月17日 熊本大学附属中学校研究大会助言
- ・8月23日 熊本大学附属中学校指導助言
- ・9月16日 熊本大学教育学部附属中学校研究発表会指導助言
- ・9月19日 熊本大学教育学部附属中学校研究発表会指導助言
- ・8月28日 熊本大学教育学部附属中学校研究発表会事前指導
- ・9月18日 熊本大学教育学部附属中学校研究発表会国語科助言(新型インフルエンザのために中止)
《平成18年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
熊本大学教育学部附属小学校
-
《平成18年度》
- ・7月21日 熊本大学教育学部附属小学校校内研講話 「授業をデザインする」とは
- ・2月9日 熊本大学教育学部附属小学校研究発表会シンポジウム参加
「みんなで伸びる授業」お茶の水大学副学長 内田伸子氏と登壇 - ・7月25日 熊本大学教育学部附属小学校校内研究会講話 見えることからの授業の再構成
- ・2月15日 熊本大学教育学部附属小学校研究発表会
- ・7月23日 熊本大学教育学部附属小学校校内研究会講話
- ・2月13日 熊本大学教育学部附属小学校研究発表会国語科5年指導助言
「みんなで伸びる授業」をデザインする―リフレクションをもとにリ・デザインする― - ・6月24日 文部科学省委嘱研究 新教科「論理科」の研究が熊本大学教育学部 附属小学校で立ち上がり、
教育学部から河野も参加します。6月24日に第1回目の会議がもたれました。
これから3年間の連携研究が開始されます。 - ・11月24日 文部科学省委嘱研究 新教科「論理科」第2回運営委員会
- ・平成22年2月5日 熊本大学教育学部附属小学校研究発表会助言
- ・3月1日 文部科学省委嘱研究 新教科「論理科」第3回運営委員会
《平成19年度》
《平成20年度》
《平成21年度》
高等学校
-
《平成17年度》
- ・11月4日 天草高校天草地区教育セミナー助言
- ・2月22日 佐賀県高等学校教育研究会講演 PISA型読解力の育成
- ・7月1日 熊本県立宇土高等学校出前授業 これからの時代を生き抜く力としてのコミュニケーション能力の育成
- ・3月31日 佐賀県立唐津東高等学校講演 「文系の皆さんに必要な国語学力」
- ・7月7日 熊本県立宇土高等学校での模擬授業「これからの時代を生き抜く力としてのコミュニケーション能力の育成」
- ・7月30日 長崎県立諫早高等学校出前授業
- ・11月11日 熊本県立済々黌高等学校「済々未来講座」出前授業
《平成18年度》
《平成20年度》
《平成21年度》