河野 順子│白百合女子大学人間総合学部初等教育学科

HOME

国語教育湧水の会・東京国語教育を学び合う会

会議風景 会議風景

東京国語教育を学び合う会

 東京においても国語教育を学び合う会を開始しました。本年度のテーマは新学習指導要領に掲げられています「主体的・対話的で深い学びをどう創造するか」ということでワークショップを入れたり、先生かたの日常の取り組みを発表していただいたり、授業研究会へ向けての教材研究をみんなで話し合ったり、あるいは授業づくりを先生方皆さんと話し合ったりできればよいなあと思っております。どうぞお知り合いの先生かたをお誘いいただき気軽にご参加ください。

東京国語教育を学び合う会 第64回目

 11月18日19時より開催しました。暁星小学校の野中太一先生が、河野順子(2006)の中に記載している「批評読みとその交流」実践の一つの方法である読むために書く試みを3年「合図としるし」の説明的文章の学びにおいて展開されました。第一次の子どもたちのプロトコルに子どもたちの意欲的な学びが伝わってきました。
 鶴田先生の「『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか』(明治図書)のお話は第4章 「ごんぎつね」に隠されて秘密の「ごんぎつねの生き方―キーワードとしての<穴>や<裏>のお話でした。皆さん学びが多かったようです。

東京国語教育を学び合う会 第63回目

毎月第二週に行っております学び合う会ですが、今回は学会の都合で第三週の10月21日19時よりオンラインで開催します。

ご発表は調布市の田中里香先生です。6年生「川とノリオ」を用いたご実践です。学習者主体の授業づくりするために、既習の文学教材の読み方を生かしながら深く読んで学べるように願って行われたご実践です。特に「深読みの問いづくり」と「交流による読みの広がり」についてご発表くださるとのことです。楽しみです。

鶴田先生の「『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか』(明治図書)のお話は第4章 「ごんぎつね」に隠されて秘密です。鶴田先生のお話は20時20分から始まります。みなさんと「ごんぎつね」の世界を深め、新たな授業の可能性を引き出していきましょう。

東京国語教育を学び合う会 第62回目

9月9日19時より京都ノートルダム女子大学の廣口先生から1年の「たぬきの糸車」の教材を用いた「理由付け」を育てるこれから社会を生きる力を育てるための新たな授業提案を行っていただきました。もともと話すこと・聞くこと領域では全国区のご活躍をされていらっしゃいますが、前回の授業での結城先生のご授業に刺激を受け、三点セットを活用した一年生の授業について発表くださいました。

どうして表面的な学びに終わりがちな一年生の児童の学びに理由付けを育てることを中核におくことによって、実に子どもの側からの生活経験を土台にした率直な言葉が引き出され、それが絡み合い(ダイナミックな対話)が行われ、読みが深まっている様子にとても興味深く、これからの学びづくりとして、こうした「理由付け」を育てるというコンピテンシーベースの学力を中核においた授業づくりも大切だなと考えさせられました。

鶴田先生の「『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか』(明治図書)のお話は第二章「ごんぎつね」が私たちを惹きつける理由の4 今日の時代性と「ごんぎつね」のお話で子どもたちから抱えている他者とのコミュニケーションギャップの問題を捉え、大変興味深い、新たな「ごんぎつね」の価値に気づかせられるような刺激的なお話でした。

東京国語教育を学び合う会 第61回目

7月8日に明啓小学校の結城先生が5年の「見立てる」「言葉の意味がわかること」のご発表をしてくださいました。子ども一人ひとりの学びの事実を大切に見取りながら三点セットをもとに子どもの言葉を育てようとされていらっしゃる結城先生のご発表から子供たちの成長を読み取ることができ、胸をいっぱいにされた先生方もたくさんいらしゃったことだと思います。学びが苦手の子どもも先生が既有知識や既有経験をしっかりと引き出しながら三点セットを活用されることによって、理由付けの中に既有知識や既有経験から引き出された子どもの言葉が引き出されていました。そして、子どもの側からの言葉で学びが確実に深まっていくのがよくわかりました。

鶴田先生の「『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか』(明治図書)のお話は第二章「ごんぎつね」が私たちを惹きつける理由のお話で、「ごんぎつね」の表現から子供たちの中に対話が引き出される要素がたくさんあることを改めて学び直されました。

東京国語教育を学び合う会 第60回目

6月10日熊本市立桜井小学校の杉本先生の二年生「ニャーゴ」のご実践発表でした。ベテランの先生ですでに授業づくりについては定評のおありの先生が試行錯誤しながら、さらに、子どもの側からの学びづくりを「三点セット」をもとに作られている様子にたくさんのことを学ばせていただきました。導入で子どもの側からの問いを学習課題へと練り上げる工夫、三点セットをどの子どもも使いこなしており、特に言葉と言葉を関係づけて深い理由づけができているところに感心させられました。二年生の子どもたちが考えが混とんとしていったときなど友達を理由付けによって納得させている姿にも感心しました。

今回から鶴田先生のご著書『なぜ「ごんぎつね」は定番教材になったのか』(明治図書)のミニ講演を通して、「ごんぎつね」の世界に浸る時間を持つことにしました。今回は第一章 国民的な童話となった「ごんぎつね」をもとに本著に書いていないことも含めてお話をしてくださいました。とても興味深い時間となりました。

東京国語教育を学び合う会 第59回目

5月13日より鹿児島大学付属小学校の原之園先生に一年生の「うみのかくれんば」の実践発表と6年「帰り道」の授業構想についてご発表いただきました。「うみのかくれんぼ」では、海の生き物がどのようにかくれんぼをしているのか理由を出し合いながら因果関係の論理を深める学びを展開されました。そのために、生活科の学習で砂を掘って遊ぶ経験づくりを経て、「はまぐり」の学習に入るなど教科連関の工夫も行いながら、子どもたちが理由づけに生活経験を引き出しながら実感としての学びを展開していました。

東京国語教育を学び合う会 第58回目

4月8日19時よりリモートで開催します。
今回は、新学期の学びでやってみたいこと、やってみて成果が上がった国語の学びづくり、悩んでいること、チャレンジしたい国語の授業開き、対話を引き出すために効果的な授業開きの工夫などなど先生方に大いに語っていただきたいと思います。みなさんの参加をお持ちしています。
ID 838 947 5937 パスコード 2W4Fiです。

東京国語教育を学び合う会 第57回目

2022年3月11日19時よりリモートで開催しました。杉並区済美教育センターの研究員としても研鑽されていらっしゃいます多家先生から6年生の「海の命」をもとに子どもたち一人ひとりが課題を持ち、ワンポイントレッスンによってつけたい力の学び方を共有し、探求学習へといざなっていく学びについて学び合いました。先生の子どもたちの事実に寄り添い、子どもたちの学びの事実にきちんと向き合い真摯に学びを紡いでいらっしゃる姿に多くのことを学ばせていただきました。
また雨宮先生にもお話をしていただき、教師となり一年目授業づくりに苦しんでいる中、大学時代に鶴田先生から学んだ三点セットを用いた授業づくりに挑戦することによって、授業づくりが楽しくなったという言葉にも多くのことを学び取らせていただきました。
こうした若い先生方がこれからの予測不可能な時代を生きる子どもたちに生きる力としてのコンピテンシーベースの学力や探求型学びをしっかりと定着発展させてくださることを力強く思いました。

東京国語教育を学び合う会 第56回目

2022年1月14日19時よりリモートで開催しました。鶴田清司(2020)『教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり―「見方・考え方」を働かせ、論理的思考力・表現力を育てる!』にも取り上げられています雨宮玲子先生の実践ビデオ(3年生「モチモチの木」)を視聴しながら、三点セットをもとにどのように子どもの側から対話のある授業づくりが創造されているか学び合いました。雨宮先生ご自身が子供たちがテキストとどう対話し、子どもたち同士の異なる考えをどう出会わせるかという対話を核にしながら授業づくりが考えられている点にまず気づかされました。そのうえで、理由付けに子どもたちの生活経験を引き出すために先生が「みなさんだったらどうしますか?」「みなさんもこんなふうなことをしたことがありますか?」というような促しを適切に入れながら三点セットをもとに優劣を超えた学びが実現していることを学び取らせていただきました。 鶴田清司(2020)では雨宮先生のご実践が載せられている59~63ぺージを読み深め合いました。

東京国語教育を学び合う会 第55回目

12月10日に調布市立調布小学校の池田先生が3年生の「話すこと・聞くこと」の学びづくりについてご発表くださいました。いつも一生懸命な池田先生ですが、難しい3年生の時期の子どもたちに日頃から根拠をもとに考えをもち、それをつなぐ理由付けを考えさせられていらっしゃる学びづくりをされていらっしゃいます。その成果が新学習指導要領の第3学年及び第4学年から「知識・技能」と「思考・判断・表現力など」に明示されています「根拠―理由付け―主張」の三点を用いた思考を活性化された力のあるご実践を実現されていらっしゃいました。鶴田清司(2020)は理論編の「第1章 教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり」を読み合い、深め合いました。

東京国語教育を学び合う会 第54回目

11月12日19時よりリモートで開催しました。調布市立上ノ原小学校の田中先生がリモート授業でなかなか対面授業ができない状況の中、リモートで行った詩の授業などの報告をしてくださいました。どんな状況であっても学びを止めることができません。先生方のご努力に頭が下がりました。国語科の学びで実現可能な見方・考え方を深める学びについて本書には書いていない学びについて鶴田先生にミニミニ講演をしていただき、深い学びが実現しました。鶴田清司(2020)は「第5章 困難を抱えた学習者の<わがこと>としての学び」を読み合い、深め合いました。

東京国語教育を学び合う会 第53回目

10月8日19時よりリモートで開催しました。熊本市桜木小学校の杉本典子先生が、「ニャーゴ」の教材をもとに子どもたちが「根拠」である表現を関連づけ、深い理由付けを形成しながら豊かな読みを創造している様子をお話しくださいました。子供たちの学びを引き起こす工夫もたくさんおありでもっと聞きたいと思いました。鶴田清司(2020)は「第4章 見方・考え方」を働かせることによる「深い学び」を読み合い、深め合いました。

東京国語教育を学び合う会 第52回目

9月10日19時よりリモートで開催しました。暁星小学校の野中太一先生が「動物の体と気候」の教材をもとに、子どもたちが根拠である表現や構造をもとに豊かな理由付けを形成し、自らの論理や論理構造を再構築している豊かな読みの授業事実をお話しくださいました。子供たちの発言の一つひとつに子どもたちの学びが深化している様子がとてもよく伝わってきました。また、先生が子供たちの読みの事実に寄り添いながら、対話を重ね、豊かな読みを創造されていらっしゃいましたことにも対話の可能性を改めて感じ取ることができ、学びを深めさせていただきました。鶴田清司(2020)は「第3章 アクティブ・ラーニングを超える授業づくり」を読み合い、深め合いました。

東京国語教育を学び合う会 第51回目

2021.7.9 「三点セットを用いた子どもの側からの学びづくり 国語科実践報告」を立川市立新生小学校の松本真奈先生が発表してくださいました。二年目の先生ですが、子どもの側から子供の声を表現する力として「根拠―理由づけー主張」の三点セットを丁寧に取り入れられて、子供たちが交流することが楽しくなったと輝く目で話してくださったことがとても印象的でした。根拠である言葉にどの児童もきちんと向き合っていくことができるように、大造じいさんの心情の読み取りに、「言動」から「思ったこと」、「大造じいさんが見た情景描写・残雪の描写」という読み取りの観点を設定し、子供一人ひとりが自分の考えを持つためにワークシートを活用した丁寧な授業づくりをされていらっしゃいました。板書にきちんと言葉や文章を位置付け、構造化を工夫して、どの児童にも大切な言葉を視覚化し、共有できるような工夫も大切だと改めて思わされました。理由づけでは子供たちの生活体験を引き出すために、「もしみんなだったら」などの発問も適切に入れたり、言葉を比べさせて考えさせていました。
鶴田清司(2021)『教科の本質をふまえた コンピテンシーベースの国語科授業づくり』の読み合いは、第4章「見方・考え方」を働かせることによる「深い学び」について語り合いました。」

東京国語教育を学び合う会 第50回目

2021.6.11 杉並区済美教育センターの林真弓先生が、『「なぜ?」から始まる主体的な学びを目指しての取り組み―三点セットの有効性を探る―』というテーマでご発表くださいました。授業の最初に三点セットを用いたワンポイントアドバスの時間を確保され、「批評読みとその交流」を目指した優れた実践を発表してくださいました。いたるところにベテラン先生の工夫のある授業づくりに感心させられました。鶴田清司(2021)『教科の本質をふまえた コンピテンシーベースの国語科授業づくり』の読み合いは、「子どもの問いから出発するアクティブな学び」で学び合いました。

東京国語教育を学び合う会 第49回目

2021.5.14 最初に「ごんぎつねシンポジウム」で発表されました「ごんぎつね」を用いた日本語教育の発表(都留文科大学修士課程でのご研究)を巡って感想を交わし合います。実践発表は結城先生の4年「うなぎのなぞを追って」です。鶴田清司(2020)『教科の本質をふまえたコンピテンシーベースの国語科授業づくり』(明治図書)は第3章 アクティブ・ラーニングを超える授業づくり100頁からの読み合いを行います。語り合い、考え合いながら、これからの授業づくりについて深めて参りましょう。
19時からzoomで開催します。

東京国語教育を学び合う会 第48回目

2021.4.9 「ごんぎつねシンポジウム」の感想を皆さんで交わし合いました。シンポジウムでの発表に刺激を受け、先生方ご自身の悩みや実践が語られ、大変深い学びが展開しました。鶴田清司(2020)『教科の本質をふまえたコンピテンシーベースの国語科授業づくり』(明治図書)は94頁からの「根拠ー理由-主張」の三点セットの有効性の読み合いをしました。子どもの側からの主体的・対話的で深い学びの実践のヒントがたくさん語り合われました。

東京国語教育を学び合う会 第47回目

2021.3.27開催のごんぎつねシンポジウムにかえます。既に定員に達しましたが、定員の枠を超えてご参加を受け付けることとなりました。たくさんの先生方のご参加をお待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第46回目

2021.2.12.19時よりZOOMで開催します。平畑先生から中学年の説明的文章の学びづくりにおいて、子どもの側から論理展開に気付かせる年間に渡る取り組みについて発表していただきます。鶴田清司(2020)『教科の本質をふまえたコンピテンシーベースの国語科授業づくり』(明治図書)は88から91頁までの学び合いでは、理由付けの質を高める工夫について小林実践の「じどう車くらべ」(1年)をもとに考え合っていきます。

東京国語教育を学び合う会 第45回目

2021.1.8 新年は8日19時よりズームで開催します。今回は、鶴田清司氏の『教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり』の80ページから90ページです。説明的文章の学びにおいてどのように理由付けを質を高める実践を行っていけばよいのか考えあっていきたいと思います。今回は鶴田氏の著書にも紹介している杉本典子先生の「すがたをかえる大豆」の実践発表もしていただきながら深めていきたいと思います。ご参加お待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第44回目

2020.12.26日本国語教育学会熊本支部大会にかえさせていただきました。第一部では、鶴田清司氏の講演「『主体的・対話的で深い学び』を目指す国語科授業づくりー自分の既有知識・生活経験から類推するアクティヴな学び」が行われました。第二部では私は熊本大学教育学部付属中学校の荒牧先生の助言を行いました。大変意欲的な実践でした。

東京国語教育を学び合う会 第43回目

2020.11.12 鶴田清司氏の『教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり』を読みながら実践を振り返る学びを重ねています。今回は、49から63ページまでを行いました。鶴田氏も今回も参加してくださり、著書の実践の一つ一つの裏話を聞いてさらに理解が深まりました。

東京国語教育を学び合う会 第42回目

2020.10.9 鶴田清司氏の『教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり』を読みながら実践を振り返る学びを重ねています。引き続き38から42ページについて読み、これからの未来を開く学びとしての「類推」について学びました。

東京国語教育を学び合う会 第41回目

2020.9.10 鶴田清司氏の『教科の本質をふまえたコンピテンシー・ベースの国語科授業づくり』を読みながら実践を振り返る学びを重ねています。38から42ページについて読み、これからの未来を開く学びとしての「類推」について学びました。先生かたから実践の学びなども発言され、とても学びの多い会となりました。

東京国語教育を学び合う会 第40回目

2020.7.9 6月のリモートでの研究会はたくさんの先生方にご参加いただき、大いに語り合うことができ、大変好評でした。直接お会いできないことは残念ですが、研究会の新たな可能性も感じ取ることができました。熊本や大分からもご参加いただきました。続けて鶴田氏の著書から学び合っていきました。

東京国語教育を学び合う会 第39回目

2020.6.19 今年は4月、5月とコロナウイルスの感染予防のために休会としておりましたが、オンライン会議の形で開催しました。最初の活用で慣れない点もありましたが、新採の先生、中堅の先生、ベテランの先生方が三点セットを中核に子どもの側からの学びをどう立ち上げるかをしっかりと語り合った大変有意義な会となりました。今回は、三点セットを用いた国語授業開きをどうするか、教材との出会いを主体的・対話的で深い学びにするためにどのようにデザインするか、三点セットを活用するために「根拠」である「表現」に出会わせるその「根拠」を先生がどう捉えればよいかなど話し合いました。来月からは、鶴田清司『教科の本質をふまえたコンピテンシーベースの国語科授業づくり』(明治図書)の事例や理論を読み合い、具体的にどのような授業実践を行いながら生きる力としてのコンピテンシーベースの学力である「根拠ー理由付けー主張」を活用できる子どもたちを育てるか語り合っていくこととなりました。
次回7月例会は、7月10日19時よりオンラインで行います。

東京国語教育を学び合う会 第38回目

2020.3.15 ごんぎつねシンポジウム(東京大学弥生会場)コロナウイルスの影響で来年度に延期となりました。

東京国語教育を学び合う会 第37回目

2020.2.8 日本国語教育学会国語授業力アップ実践セミナーにかえます。主体的・対話的で深い学びはこう創ります!というテーマで登壇します。

東京国語教育を学び合う会 第36回目

2020.1.10 調布市立上ノ原小学校 田中先生の説明的文章の課題づくりに着眼した授業づくりのご発表

東京国語教育を学び合う会 第35回目

2019.12.13 調布市国領小学校 中垣先生の6年説明的文章「僕の世界、君の世界」の授業づくりのご発表

東京国語教育を学び合う会 第34回目

2019.11.8 調布市立緑ヶ丘小学校の吉田先生の5年読書教材「雪わたり」の授業づくりのご発表

東京国語教育を学び合う会 第33回目

2019.10.11 18時半より白百合女子大学1106教室にて開催します。調布市立調和小学校の池田礼花先生の『ごんぎつね』の授業構想についてのご発表です。根拠ー理由付けー主張の三点セットによって、どのように子どもの側からの対話のある授業作りを構想するか、皆様と一緒に話し合いを深めていきたいと思います。ご参加をお待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第32回目

2019.9.13 18時半より白百合女子大学1106教室にて開催しました。神奈川県中井町立中村小学校の安藤徹先生の『「鳥獣戯画」を読む』の教材研究と授業づくりでした。新しい会員も参加いただき、深い対話のある学び会いができました。

東京国語教育を学び合う会 第31回目

2019.7.12 18時より白百合女子大学1106教室にて開催しました。大塚裕子先生の『文化としての科学技術』、多摩地区小学校濱口先生の『千年の釘にいどむ』のご発表でした。一回にお二人のご発表では時間が足りず、次回からはお一人ずつのご発表となりました。

東京国語教育を学び合う会 第30回目

2019.6.14 18時より白百合女子大学1106教室にて開催しました。新宿立花園小学校 朽木良美先生の『生き物は円柱形』、調布市立調和小学校池田礼花先生の『ごんぎつね』のご発表でした。たくさんの先生のご参加をいただき有意義な話し合いが進展しました。

東京国語教育を学び合う会 第29回目

5月10日18時より白百合女子大学1106教室で行います。杉並区済美教育センター指導主事 岡部洋佑先生の「やまなし」のご実践です。「やまなし」は定番教材として長く教科書に掲載されています。子どもたちは大好きなのですが、授業は苦手だと言われる先生が多い教材です。皆さんで語り合い、学び合っていきましょう。お待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第28回目

4月12日18時より白百合女子大学1106教室で行います。教室が昨年度とは異なりますのでお気を付けください。
学び合う会も三年目を迎えました。本年度第一回目は、現職の先生方と先日行いました「新学習指導要領シンポジウム2」を受けて、主体的・対話的で深い学びを実現するうえで、つまずいていること、目指していきたことを思いっきり語り合っていきたいと思います。そのうえで、会での公刊目指して著書づくりの方向性についても話し合いを進めていければと思っております。久しぶりの先生かたもどうぞ遠慮なくご参加ください。はじめて参加していという先生方からもご連絡が入っております。どうぞお気軽にご参加ください。

東京国語教育を学び合う会 第27回目

新学習指導要領シンポジウム2を盛会裏に終えることができました。200名の定員のところ250名を超える先生方にお申し込みをいただきました。教室に入れるところまで受け入れさせていただきましたが、最後はお断りしなければならなくなりました。お断りさせていただきました先生方には大変申し訳ありませんでした。
今年の国語分科会では、主体的・対話的で深い学びをどう創造するかというテーマのもと、三点セットによる対話による授業づくりとメタ認知による振り返り活動の在り方をワークショップ形式で行いました。 今年はアンケートを書いていただく時間がとれませんでしたが、それぞれに学び取っていただけることがたくさんあったようで、メールやお手紙などをいただきました。そのいくつかを載せさせていただきます。共々に立場を超え、校種を超え、地域を結んで、子供たちに生きる力を育てる授業づくりに邁進していきたいと思います。お声を届けてください。

東京国語教育を学び合う会 第25回目

2月8日18時より白百合女子大学4003教室にて行います。杉並区立大宮小学校の大内先生のご発表です。「海の命」のご授業です。三点セットを用いた優れた授業だったと済美教育センターの林先生おすすめのご授業です。皆さんと学び会いたいと思います。

東京国語教育を学び合う会 第24回目

1月11日18時30分から白百合女子大学4003教室にて行いました。神奈川県中井町立中村小学校の安藤先生から既習学習を用いた授業づくりについて5年「天気を予想する」教材をもとに発表していただきました。既習学習を用いることが子どもの側からの学びを形成し、主体的に課題作りに取り組むことをお話しいただきました。これはメタ認知の育成にうえでも重要な取り組みです。詳しくは三月二日の学習指導要領シンポジウムにて発表いただきます。

東京国語教育を学び合う会 第23回目

第23回目の学び合う会は、12月14日18時より開催します。新宿区花園小学校の朽木良美先生の「海の命」の授業構想についてご発表いただきます。みなさんと一緒に高学年の文学的文章の学びを通してどのように主体的・対話的で深い学びを実現するのか考え合っていきましょう。白百合女子大学4003教室にて行います。

東京国語教育を学び合う会 第22回目

11月16日に行います。今回は、特別支援学級での取り組みを町田鶴巻第四小学校の岸田先生にご発表いただきます。普通学級においても障害を抱えた子どもたちにどのように学びを実現するのか多くの課題が突きつけられています。みなさんで考え合っていきたいと思います。

東京国語教育を学び合う会 第21回目

今回は、学生の頃から学び合う会にご参加くださり、今年から多摩第三小学校の教員としてがんばっていらっしゃる濱口聡太先生の一年生物語文「ゆうやけ」の実践発表です。一年生の物語で主体的対話的で深い学びをどう創造するか考え合っていきましょう。私の方からも三点セットを用いた一年生の物語文の授業づくりのワークショップを準備しておきたいと思います。白百合女子大学4003教室で18時15分から行います。たくさんのご参加をお待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第20回目

調布市立国領小学校中垣芙美先生から「大造じいさんとガン」の授業づくりについてお話を伺います。子供の側からの学びづくりに一生懸命に取り組んでいらっしゃいます中垣先生のお話からたくさんのことを学び合いたいと思います。18時より白百合女子大学4003教室にて行います。たくさんの先生方のご参加をお待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第19回目

神奈川県中井町立中村小学校の安藤徹先生が「生き物は円柱形」の教材を用いて、既習教材を活用した「批評読みとその交流」の実践発表を行います。白百合女子大学4003教室、開始時間がいつもと異なります。18時15分開始です。みなさんでこれからの説明的文章の授業づくりについて話し合っていきましょう。

東京国語教育を学び合う会 第18回目

先月もたくさんのご参加をいただき、模擬授業を通して、主体的対話的で深い学びを先生方と共に考え合うことができました。 次回は、6月8日です。調布市立富士見台小学校の田中里香先生のご発表です。三年生説明的文章の「めだか」を用いてご発表いただきます。皆さんと共に主体的・対話的で深い学びづくりについて、引き続き考え合って参りましょう。18時から白百合女子大学4003教室です。よろしくお願いします。

東京国語教育を学び合う会 第17回目

5月11日18時より白百合女子大学4003教室で開催します。藤田伸一先生に「主体的・対話的で深い学び」を「根拠-理由付け-主張」の三点セットを活用してワークショップ形式で行っていただきます。藤田先生はご著書もお持ちで、子どもがまさに主体的対話的に活発に活動し合う授業を実現されていらっしゃいます。新しい仲間も増えました。どうぞお気軽にご参加ください。

東京国語教育を学び合う会 第16回目

4月20日に白百合女子大学4号館4003教室において、18時(昨年まで18時45分開催でしたが早い開催の希望が多かったので本年度は18時からにしました)より開催します。今回は、①河野から、主体的対話的で深い学びをどう創造するかということで、学級開きでの取り組みについて理論と実践の両面からお話をしたいと思います。②杉並区立西田小学校の古野谷先生の「わらぐつの中の神様」のご発表です。はじめてのご参加の先生方もどうぞ遠慮なくご参加ください。お待ちしております。

東京国語教育を学び合う会 第15回目

3月3日に新学習指導要領シンポジウムとして開催しました。200名近くの先生方にご参加いただき、盛会裏に開催することができました。アンケートには次のような回答をいただきました。ありがとうございます。
・圧倒的な説得力のある説明で、とてもわかりやすく大変勉強になりました。
・すばらしい内容、充実していて大変すばらしい会でした。白百合女子大学の学生さん、よくがんばってくださいました。拍手
・たくさんの資料ありがとうございました。国語分科会もう30分欲しかったです。具体的な内容は大変勉強になりました。学生さんの2年後、3年後が楽しみです。もう一度大学で学び直したくなりました。
・河野先生と学生さんの発表がたいへんわかりやすかったです。ありがとうございました。
・白百合の学生の模擬授業、河野先生の映像ありがとうございました。
・河野先生のお話が心にしみました。
・自分の体験と結びつけるということが具体的にわかりました。
・具体的でくわしく大変勉強になりました。ありがとうございました。
・実践報告を通して、具体的な取り組みが提示されわかりやすくかった。教材研究をこのようにしなければらならないと改めて思った。
・明日から挑戦したい!と思える実践をたくさんいただきました。ありがとうございました。
・内容が多彩でいろいろな面から考えることができました。ありがとうございました。
・白百合女子大学のアクティブ・ラーニングの実践が充実していることを感じた。それぞれの先生方の具体的な実践例が大変参考になった。
・国語科における主体的・対話的で深い学びについて大変勉強になりました。今日のメニューそれぞれが内容が濃く、もっともっとお話を聞きたいという思いです。ありがとうございました。
・具体的な授業実践を提示していただきながらのお話だったので大変わかりやすく参考になりました。メタ認知についての話も楽しみにしています。ありがとうございました。
ご連絡をいただきましてありがとうございます。

東京国語教育を学び合う会 第14回目

2018年2月9日 杉並第一小学校において、杉並区立西田小学校の望月先生、笠上先生から「ごんぎつね」の実践をご発表いただきました。子どもの側からの課題づくりと交流について取り組まれました実践について、皆さんと子どもの側からの学び作りについて話し合いを進めていくことができました。お若い先生方が子どものために頑張っていらっしゃる姿に学生たちも子どもの側からの学びづくりについて考えを深めることができました。

東京国語教育を学び合う会 第13回目

2018年1月12日 国領小学校中垣先生に国領小学校が取り組まれていらっしゃいます国立教育政策所指定校の研究成果を発表いただきました。国領小学校からたくさんの先生方にご参加いただきました。「根拠―理由付け―主張」の三点セットが学校に浸透していき、国語の授業でのこうした取り組みが図工や音楽など他教科での子どもたちの主体的・対話的な学びを実現していることがご参加いただきました先生方の発言からも明らかになってきました。

東京国語教育を学び合う会 第12回目

2017年12月8日 荻窪小学校の羽田美沙先生の「やまなし」の発表でした。どの児童にも学びが起こるように、かにの子どもの視点からの読み取りを導入し、子どもたちが活発の交流する授業が実現していました。お若い先生が意欲的に反省的実践家として取り組まれている姿にたくさんのことを学ばせていただきました。

東京国語教育を学び合う会 第11回目

2017年11月10日 町田市立鶴川第四小学校の岸田千聖先生の特別支援学級での「走れ」の授業提案のご発表でした。岸田千聖先生は一学期から「根拠―理由付け―主張」の三点セットを用いた授業づくりをされていらっしゃったら子どもたちが交流を始めたということでした。二学期では子どもたちから生活体験を引き出すために「理由付け」を充実させたいと様々な取り組みをされてこられました。子どもたちに三点セットを「バリューセット」として日常的に取り組む試行ツールとして導入され、そこに、生活体験が理由付けとして入ると「ハッピーセット」だよと意識づけていかれた結果、子どもたちに対話のある交流が実現した多くのことを学ばせていただく取り組みでした。

東京国語教育を学び合う会 第10回目

10月13日に白百合女子大学において開催しました。神奈川県中井町立中村小学校の安藤先生のご発表でした。安藤先生は、現在「主体的、対話的で深い学び」を実現するために「批評読み」に挑戦されていらっしゃいます。「平和の砦を築く」の教材研究から授業研究の視点で皆さんと一緒に話し合いました。教材研究のポイントを校種を超えて話し合うことによって見えてきたものがありました。こうした会も大切だと改めて思いました。

東京国語教育を学び合う会 第9回目

9月8日に白百合女子大学において開催しました。東京都の研究員としても研究をすすめられていらっしゃいます小田孝弘先生のご発表でした。先生は現在「文章を読んで理解したことをもとに自分の考えをまとめることができる児童の育成ー論の進め方に着目した読みを通してー」というテーマで実践研究を進めれていらっしゃいます。

東京国語教育を学び合う会 第7回目

今回は第三金曜日の8月19日に開催します。今回は杉並第一小学校で、17時からの開催となります。通常と時間が異なりますのでお気を付けください。調布市立富士見台小学校の田中里香先生に一学期に行われました二年生の説明的文章の授業づくりについてご発表いただきます。田中先生は、東京都開発研究員としても活躍されていらっしゃいます。たくさんのことを学ばせていただきたいと思います。

東京国語教育を学び合う会 第6回目

今回は熊本で出会いましたスーパーティーチャーの先生の授業ビデオを一時間分ストップモーション方式で行いました。現場の先生方にとりましては大変に忙しい時でしたが、たくさんご参加いただきまして、みなさんで一年生の説明的文章でどのように主体的・対話的で深い学びを創るかを話し合いました。

東京国語教育を学び合う会 第5回目

今回は予定を変えて、町田鶴巻第四小学校の先生方の「スイミー」の授業づくりの提案が行われ、みんなで教材研究から授業づくりについて議論を行いました。会が終わり、参加していた学生たちが「教材研究から授業づくりの話し合いがとても面白く、わくわくしながら参加しました。意見も述べさせていただき、先生方の意見も聞かせていただき、こんなに学び合うことが楽しいとは思いませんでした。」という話していました。こうした立場を超え、率直に意見を出し、考え合う会を目指したいと思います。

東京国語教育を学び合う会 第4回目

2017年5月12日18時45分より白百合女子大学4号館4003教室にて行いました。
河野のほうから主体的・対話的で深い学びを「読むこと」領域でどう創造すればよいかということでワークショップ方式で行いたいと行いました。
今回は説明的文章の3年生の学びを中心に主体的・対話的で深い学びをどう創るかという学びの体験をしていただきました。
先生方から、「説明的文章の学びもこんなに楽しいのですね。」「子どもたちが持っている既有知識・技能を大切にして、それと教材とをどう出会わせるかが大切ですね。」「次の授業へのアイデアをいただきました」など、会終了後にも学びの対話は続きました。
楽しい二時間を過ごしました。

東京国語教育を学び合う会 第3回目

2017年4月12日18時半より杉並区立杉並第一小学校で行いました。
神奈川県中井町立中村小学校の安藤徹先生より、「根拠−理由付け−主張」の三点セットによる交流指導のあり方と一年生「じどう車くらべ」のご実践についてご発表いただきました。先生の真摯に学び続ける姿勢にさわやかな感動をいただいた二時間でした。

東京国語教育を学び合う会 第2回目

2017年3月27日18時半より白百合女子大学4号館4003教室
一回目に引き続き河野より新学習指導要領が目指すアクティブ・ラーニングによる主体的・対話的で深い学びをコミュニケーション能力の育成からワークショップ方式で行いました。その後会員の皆様から新学期へ向けての対話を重視した取り組みについてお話をいただきました。

東京国語教育を学び合う会 第1回目

2017年2月17日18時半より白百合女子大学4号館4003教室
河野より新学習指導要領が目指すアクティブ・ラーニングによる主体的・対話的で深い学びをコミュニケーション能力の育成からワークショップ方式で行いました。


熊本国語教育湧水の会

 国語教育湧水の会で熊本県の小学校、中学校の先生方と編みました 鶴田清司・河野順子(2012)『国語科における対話型学びの授業をつくる』明治図書の再版が決定しました。熊本の先生方の取り組みが全国に広がっていることを大変嬉しく思いました。みなさんご一読をお願いします。


 発足したのは平成4年11月です。現場の先生方から現場で悩んでいる点について気軽に語り合ったり、現場ではなかなか知ることのできない理論を教えてもらえるような会がほしいという声をいただき、熊本大学教育学部の一室に集い、研究会を始めました。
河野ゼミの学生たちも積極的に参加し、現場の優れた実践から多くのことを学んでいます。

わからないことばかりでどうしたらよいのかわかりたいので、参加したいという若い先生から気軽に参加できる会を目指しています。今度授業研究で授業をしなければいけないのだが教材研究から学びたいというような声から大切にしていきたいと思っています。どうぞ気軽にご参加ください。
会の著作としては、2008年出版した『入門期の説明的文章の授業改革』(明治図書)があります。
2012年3月には鶴田清司・河野順子監修からなる会の二著作目として、『国語科における対話型学びの創造―生活に生きて働く力の育成を目指して―』(明治図書)が出版されました。

会の詳細は東京法令『月刊国語教育』(平成19年)で紹介していただいた記事をご覧ください。
 >>東京法令『月刊国語教育』記事

《開催情報》
第143回国語教育湧水の会 NEW

熊本市立城山小学校において10時から16時まで開催しました。熊本市立健軍小学校の森崎愛日先生、城山小学校の田邊友弥先生の「批評読みとその交流」の発表、島根県立大学の古賀洋一先生の「コンテンツベースとコンピテンシーベースの学力を統合した授業」の講演、どれも学ぶことの多い一日でした。実践の質とともに、そこで語り合い、質問する参加者の皆さんの問題意識の質の高さにも感心させられた一日でした。来年も引き続き行っていきます。
第142回国語教育湧水の会

日本国語教育学会熊本支部大会と共催で盛会裏に終えました。
第141回国語教育湧水の会

10月28日に熊本市立竜南中学校において、10時から15時まで行いました。前半では、河野のほうから新著『質の高い対話で深い学びを引き出す小学校国語科「批評読みとその交流」の授業づくり』(明治図書)をもとに主体的・対話的で深い学びをどうつくるかをメタ認知の側面から話をさせていただきました。後半は、12月の日本国語教育学会での発表者のブラッシュアップを行いました。積極的な議論が出された楽しく有意義なひとときとなりました。
第140回国語教育湧水の会

2017年8月12日 12月に行われます日本国語教育学会熊本支部大会の今年の授業研究会は、ストップモーション方式の授業研究会にします。今回は、福岡教育大学小倉附属小学校の廣口知世先生の「単元 話し合って決めよう−一年生のおなやみかいけつたい−」の丸ごとの一時間の授業をもとに行うことにしています。そこで、今回は、先生方がどのような点に感心を持ち、悩んでいるかを授業ビデオをもとに話し合いました。力のある実践で12月23日の授業研究会が楽しみです。先生方からもこうした授業研究会の試みが欲しかったという声があがりました。
第139回国語教育湧水の会

2017年8月11日に熊本市立竜南中学校を会場に行いました。小学校、中学校から6本の実践発表が行われました。ゼミの卒業生は勿論のこと、現職の先生方にもたくさんご参加いただき、有意義な学び合いが行われました。以下の実践が発表されました。
田畑先生「児童の表現力を高める『読むこと』の授業づくり−わかる・できるを引き出す学習指導の工夫を通して−」
荒牧先生「『深い学び』を目指した授業づくり−第2学年『ビーバーの大工事』実践−」
金子先生「対話を通して自分の考えを深める授業づくり」
高畑先生「『書くこと』における主体的な学びにむけた国語科学習指導」
岩下先生「単元学習を通した中学生の論理的なコミュニケーション能力の育成−学習者の生活の実感に根ざした理由付けを豊かに引き出す話し合い−」
馬原先生「主体的に学び、豊かに表現する説明文の学習指導−ユニバーサルデザイン化された授業づくり−」
第138回国語教育湧水の会

2017年3月12日に行いました。河野のほうから主体的・対話的で深い学びを形成するためのコンピテンシーベースの学力としてのメタ認知的知識にメタ認知的経験に着眼した授業づくりについて話をしました。次に話し合い活動について実践を究明し続けて、子どもたちが豊かに発言するクラスを創っている福岡教育大学附属小倉小学校の廣口知世先生が「コミュニケーション能力の育成について」ということで発表してくださいました。大変有意義な話し合い行われ、4月からの新学期へ向けて皆さんたちの中に様々な取り組みの様相が見えてきました。次回は、夏休み8月11日、12日に泊まりがけでの開催が計画されています。
第137回湧水の会

12月23日の日本国語教育学会熊本支部大会と兼ねます。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
第136回湧水の会

10月30日に行いました。今回も学生と共に現場の先生方にもご参加いただき、40名近い皆さんと話を深めることができました。熊本市立城山小学校の田邉友弥先生からは12月23日の日国熊本支部大会での授業提案について模擬授業での提案がありました。益城中央小学校の松村美甲子先生は、まさに熊本自身の震源地の学校での取り組み「自分の言葉を取り戻すための子どもたちの関係づくりと授業づくり」についてご発表いただきました。子どもたちが生きるための言葉の育成について改めて深く考えさせられました。
第135回湧水の会

8月6日熊本大学において行いました。熊本の各学校ではこの夏休みに家庭訪問が行われているそうですが、今回も34名の先生方がご参加くださいました。遠くは長崎、福岡、北九州からも参加いただきました。三時間におよぶ討議の時間はもとより、その後の懇談会でも率直に授業実践について悩んでいることなどが出されました。年代を越え、地域を越え、校種を越えて、子どもの側からの学びづくりに様々な議論が交錯する大変わくわくする時間でした。私も「なるほど」「そのように考えるのか」「悩みは深いな」など多くのことを思い、考えさせられました。今回の発表は熊本市城山小学校の田邊友弥先生からは、「大造じいさんとがん」をどう捉えるかという、教材研究を学習者の側から捉え直す視点に、思わず、なるほどと新たな視点をもらったという思いになりました。若い先生だからこそ出せる視点でした。福岡市の戸町由紀子先生からは、「自ら気づき、進んで習得・活用しようとする態度を育てる国語科学習指導−物語づくりの実践を通して−」の発表をいただきました。二年生の子どもたちが二年生らしく、優劣を越えて、物語を創るにはどうしたらよいか、ベテランの先生方や特別支援に関わっていらっしゃる先生からも有意義な意見が出されました。
第134回湧水の会

2016年6月11日に熊本において開催しました。熊本は地震の影響で今も大変ですが、当日は35名ほどの先生方がご参加くださいました。古閑彩香先生(山鹿市立山鹿小学校)が「『読むこと』文学教材におけるアクティブラーニングの授業づくり」ということで発表してくださいました。山鹿市立山鹿小学校は熊本県立教育センターとの連携でアクティブラーニングの授業づくりを開発されています。大変深い話し合いができました。私も大いに刺激を受けました。
第133回湧水の会

熊本市立白川小学校 杉本典子先生に、根拠を複数関連づける文学的文章の指導―「サーカスのライオン」−のご発表をいただきました。本年度熊本市教育委員会論文審査の結果教育長賞を受賞されました論文のご発表をいただきました。わかりやすく、教材研究など子供の側からの研究がすばらしく、それがゆえの根拠―理由づけ―主張の三点セットが十分に生かされた実践 でした。多くのことを学ばせていただきました。
第132回湧水の会

西合志小学校では、三点セットを導入され、論理的に考える力を育てる教育を学校全体で取り組まれ、県の学力向上の発表も担当されました。西合志小学校の研究主任の金子先生、そして、六年担任の洲本先生にご発表いただきました。若い先生方のアイデアある取り組みに多くのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。
第131回湧水の会

1月28日 熊本市立富合小学校の田邉友哉先生から「鳥獣戯画」をもとにした子どもの側からの学習指導のありかたについてご提案いただきました。導入の工夫によって子どもの側からの学習課題をいかに引き出すのかについて多くのことを学ばせていただきました。
第130回湧水の会

12月23日、日本国語教育学会熊本支部大会として行いました。今年も350名を超える先生方がご参加くださいました。若手の先生方の活躍に多くのことを学ぶことができました。
第129回湧水の会

11月13日、熊本市立帯山西小学校の大塚先生に、特別支援を要する子どもの指導について、「サラダで元気」を用いたご実践をご発表いただきました。
第128回湧水の会

8月7日、引き続き国語科におけるユニバーサルデザインについて、上益城の高木小学校の原田先生、熊本市立詫麻北小学校の橋本校長先生にご発表いただきました。
第127回湧水の会

7月21日、国語科におけるユニバーサルデザインを捉え直そうということで、熊本市立向山小学校の橋本先生、宇城市立松橋小学校の池上先生にご発表いただきました。
第126回湧水の会

6月17日、熊本大学教育学部附属小学校の坂崎先生に、日本国語教育学会全国大会へ向けて「論理的に読みを深める国語科学習指導」についてご発表いただきました。
第125回湧水の会

5月22日、河野のほうから「21世紀型授業づくりパート2」をお話をしました。今回は評価についてもお話をさせていただきました。
第124回湧水の会

4月27日、河野のほうから「21世紀型学び」についてお話をしました。
第123回湧水の会

3月18日、熊本市立壺川小学校の佐藤教頭先生に、根拠―理由付け―主張の三点セットを用いた壺川小学校の校内研究会の取り組みについてご発表いただきました。壺川小学校では、この三点セットを導入することによって、国語のプロパーではない先生方も国語の授業づくりについて理解しやすくなり、子どもたちが考え合う授業づくりが実現したことがよく伝わってきました。
第122回湧水の会

2月24日、根拠―理由付け―主張の三点セットを用いた読み深め、考えを深め合う授業について、熊本大学教育学部附属小学校の中尾先生、熊本大学教育学部附属中学校の城音寺先生、熊本市立白川小学校の杉本先生、江南中学校の高木先生にご発表いただきました。
第121回湧水の会

1月23日熊本市立芳野小学校の渡辺絢子先生に「わらぐつの中の神様」の授業づくりについてお話をしていただきました。
第120回湧水の会

12月23日(火)熊本大学教育学部附属小学校において、第122回日本国語教育学会熊本支部大会を行います。次のようなプログラムです。国語教育は大切だけれどもどう学んでよいかわからないという先生方からベテランの先生方まで毎年300名以上の先生方が駆け つけてくださいます。多くの皆さんのご参加をお待ちしております。  >>>詳しくはこちら
第119回湧水の会

11月28日 尾崎弘尚(球磨郡あさぎり町立上小学校)先生が、12月23日に開催します日本国語教育学会熊本支部大会での授業提案について提案してくださいました。児童の既有知識や既有経験を元にした子どもの側からの学びの可能性を学び合いました。第122回 の国語教育湧水の会は12月23日日本国語教育学会熊本支部大会となります。たくさんの皆さんのご参加をお待ちしております。
第118回湧水の会

10月24日 宇城市立松橋小学校の池上先生が一年生の説明的文章の「いろいろなふね」について模擬授業を取り入れながら提案をしてくださいました。入門期の説明的文章の学びはとても難しいのですが、子どもの事実を丁寧にとらえられ、教材とどう出会わせるのか大変勉強になる取り組みを発表くださいました。
第117回湧水の会

9月5日18時より熊本大学教育学部附属小学校にて行います。図画小学校西澤先生の「わたしもおねえさん」、城西小学校西村先生「お手紙」の模擬授業です。8月での模擬授業は若い先生からベテランの先生まで授業づくりについて協働で考え合うことに意味が共有され大変好評でした。
第116回湧水の会

8月23日熊本大学大教センターD203教室。9時半から。図画小学校金子先 生、田畑先生による『三年峠』『鳥獣戯画』の模擬授業づくりです。子どもの側から の発達に即した授業づくりをみなさんで協働でつくりあげて、考え合っていきたいと 思います。若い先生方も気軽にご参加ください。
第115回湧水の会

第115回 熊本市立画図小学校の金子先生に「三年峠」の教材研究と授業づくりについてお話をいただきます。画図小学校は11月に熊本市教育委員会委嘱校として発表をします。
第114回湧水の会

6月13日に天草市立湯ノ島小学校の原先生に8月の日本国語教育学会全国大会の分科会で発表します「話すこと・聞くこと」分科会での発表をしていただきます。どうぞ皆様のたくさんのご参加をお願いします。
第113回湧水の会

5月22日 熊本大学教育学部附属小学校の下中一平先生に「のどがかわく」の文学教材をもとに授業ビデオを見ながら、授業づくりについてのお話をしていただきました。
第112回湧水の会

4月14日 現在河野ゼミに熊本県教育委員会から派遣され修士課程で学んでいらっしゃいます志賀由美先生に「やまなし」の授業づくりについて発表していただきました。
第111回湧水の会

3月18日 今年も河野ゼミ生が取り組みました卒業論文、修士論文について発表させていただきました。理論と実践の統合による取組を河野ゼミでは進展させています。現場の先生方にも好評です。
第110回湧水の会

2月18日 熊本市立壺川小学校の佐藤俊幸教頭先生に、壺川小学校が取り組んでいらっしゃいます「根拠―理由づけ―主張」の三点セットを用いた校内研究のあり方についてお話しをいただきました。職員全員がどのようにこの三点セットを共有し、授業改革に生かしていかれたのか大変興味深く伺いました。
第109回湧水の会

1月17日玉名市立玉名町小学校の岩本龍二先生に「3つのお願い」の授業について発表していただきました。玉名町小学校は平成24年・25年度の熊本県教育委員会学力向上指定校として研究を進められて来られました。「根拠―理由づけ―主張」の三点による対話型授業の実現についてお話をいただきました。
第108回湧水の会

12月22日第21回日本国語教育学会熊本支部大会と兼ねました。300名を超える先生方にご参加いただきました。誠にありがとうございました。
第107回湧水の会

11月30日第21回日本国語教育学会熊本支部大会の授業者の八代市立高田小学校 吉本清久先生に「初雪のふる日」(光村図書4年)に前回の授業計画の改案をもとに模擬授業をしていただきました。今回も現場の先生方と共に学生たちも学び合う大変有意義な会となりました。
第106回湧水の会

10月18日第21回日本国語教育学会熊本支部大会の授業者の八代市立高田小学校 吉本清久先生に「初雪のふる日」(光村図書4年)の授業計画について提案をいただきました。「根拠―理由づけ―主張」の三点による授業提案をしていただきました。学びつづける吉本先生のご姿勢にみんなが存分に意見を出し合い、考え合うことができました。

第105回湧水の会
第104回湧水の会
第103回湧水の会
第102回湧水の会
第101回湧水の会
第100回湧水の会
第99回湧水の会
第98回湧水の会
第97回湧水の会
第96回湧水の会
第95回湧水の会
第94回湧水の会
第93回湧水の会
第92回湧水の会
第91回湧水の会
第90回湧水の会
第89回湧水の会
第88回湧水の会
第87回湧水の会
第86回湧水の会
第85回湧水の会
第84回湧水の会
第83回湧水の会
第82回湧水の会
第81回湧水の会
第80回湧水の会
第79回湧水の会
第78回湧水の会
第77回湧水の会
第76回湧水の会
第75回湧水の会
第74回湧水の会
第73回湧水の会
第72回湧水の会
第71回湧水の会
第70回湧水の会
第69回湧水の会
第68回湧水の会
第67回湧水の会
第60回湧水の会
第59回湧水の会

このページの先頭へ