河野 順子│白百合女子大学人間総合学部初等教育学科

HOME

「熊本県小学校国語教育研究会一学期例会」

熊本県小学校国語教育研究会一学期例会において講話を行いました。

坂崎慎太郎先生の授業では、「お手紙」の教材を用いて、子どもたちに「音読劇をしよう」という単元を貫く言語活動を通した授業を提案されました。熊本大学教育学部附属小学校の二年一組の子どもたち情感豊かなに音読を繰り広げました。その折りにも、子どもたちの話し合い活動をどう組織すればよいのかということが課題としてあがってきました。
トウルミンモデルを用いた授業の可能性についてお話をしました。その後、「お手紙」の主人公は誰だろう(この授業の可能性については、第18回日本国語教育学会熊本支部大会で都留文科大学の鶴田清司教授が提案されました。このことについては、鶴田清司(2012)「知識・技能の習得・活用をめざす文学の授業」『言語技術研究』2号,pp.14-19,さくら社参照のこと)について、学生たちと考えた模擬授業を提案しました。講演後、多くの先生方から、模擬授業が大変参考になったので授業シナリオがほしいというようなお声をいただきました。



《開催情報一覧へ戻る》

このページの先頭へ